『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』第四話「方舟は湖水に揺蕩う…」
ストーリー
ロシアを後にした黒達は天国戦争の傷跡残る札幌に降り立つ。そこで蘇芳は、黒からエージェントとしての訓練を受けるのだった。
第一感想
そう言えば、シリーズ通して『DTB』で女の人が脚本書くのは初めてだったっけ?
今回は『とらドラ!』でシリーズ構成もやった岡田麿里が脚本担当。
未咲の黒にかける執念、蘇芳の生理。
猫「それは契約者に……いや、女になれば分かる事さ」
蘇芳「あたし、もう女だよ」
猫「はい?」
等に、男女間の意識の違いが見られたような。
しかし、こうして聞くと、いざって時の男のお約束のセリフは、無性に安っぽい。
以下感想。
札幌
東京からほとんど動かなかった第一期と違い、第二期はロシア→札幌と、ロードムービーのように進行。
天国戦争の傷跡残る街、札幌。無残に水没した街並み。シャッター通りと化した商店街等等を見ると、蘇芳が当初「変化が無い」なんて言っていた事が、いかに平和ボケした子どもの発言だったのか分かる一幕。
草食系、再び
草食系黒再びキター!
不精髭姿であの二人を連れている姿は、苦労してる若いお父さん、みたいな印象を受ける。そして、相変わらず身代わりが早いw
そんな草食系黒は、うん、「おいしいそう」です(コラ)。
エージェント訓練
蘇芳に対し、容赦無くエージェントとしての訓練を行う黒。訓練に対して妙にマメさを感じるのは、黒が人間でありながら契約者と戦っていた時代があったからか。
能力を失い、第一期の黄ポジションに移行した黒だが、まさに初期の「イヤなオヤジ」だった黄そのもの。息子は父親に似ると言うが、そんなダメな所まで似なくても(ヲイ)。
蘇芳と未咲
紫苑に会うため、嫌いな黒と共にいる事も辞さない蘇芳。一方、黒を追って三号機関に飛び込んだ未咲。
恋や何やを未だ知らない蘇芳に対し、水無から「操を立ててる」とまで言われるほど黒を追う未咲。
黒の雇い主と思われるマダムも未咲に接触し、混沌としてきた女性陣。黒に対しての評価や思いをどういう風に二人が処理していくのだろうか。まあ、肝心の黒は、いつもいつも側にいない遠くの女にご執心なのだが。
次回は
「濃ゆいのはお好き?」……え、似てるってキコに? それともアシカにですか(ヲイ)?