第29話「熱き男 ツバサの優しさ」
ストーリー
世界消防庁本部内の施設建設予定地に、コウタとマヤコが作った花畑があった。施設建設により追い出されそうになった二人を助けたのはツバサだった。
数日後、本部近くにジャカエンが現れ、暴れ始めて……。
第一感想
「子どもに泣かれたりわめかりするのが嫌なだけ」……って、お前はどんなツンデレさんだwww
子どもとか、お花とか出せばいいってもんじゃねーぞ! ってお叱りの声もなんのそのの、子どもとお花畑とツバサで実にいいエピソードを作ってもらった。
ジョウカエン関連のお話も一歩前進し、満足な一本だった。
以下感想。
勝手に作った花畑
子どもの頃、人の敷地に勝手に侵入し遊んだ事を思い出した(ヲイ)。もちろんいけない事なのだが、それが不思議と楽しかったりするんだよなあ。
もちろんコウタとマヤコは間違っているのだけれど、そこにすっと割って入って子ども達をかばうツバサの男気にちょっとキュンッ。
今日もウザ……元気なタツヤ
ツバサが子どもをかばった現場に居合わせ、早速言いふらすタツヤ。コイツはいつもウザ……いや、元気です(笑)。
まあ、タツヤから見れば格好の話の種と言うか、仲間の意外な面をみんなにも知って欲しいと言うか……。とにかく、きっと本人には悪気はないんです。
考えてみると、職場にいるとアレだけど、クラスにいると楽しいタイプ……。って感じなのかな? タツヤって。もしくは、体操のお兄さん。
ツバサの兄指南
コウタに兄として、男としてどう生きればいいかを指南するツバサ。
な、何だこの隊長のお株を奪う堂々とした説教ぶり……ッ! 普段のクールな顔からは想像もしない兄指南にちょっとびっくり。
こういう生き方に対するこだわりと言うかプライドの高さが、ツバサの良さであり悪さ、と改めて実感。
今週のジョウカエン
ファイアーフェニックスに偵察(?)と言う名のちょっかい出しにやって来たジョウカエン。
今週はチュウカエンを引き連れ、さらに彼女を火炎魔人に仕立て上げて大暴れ!
ドンカエンの代わりに監督役を引き受けて、好き勝手三幹部達を使って暴れまわるジョウカエンだが、やはり、あくまで目的はファイアー1X。ファイアー1Xを狙うため、虎視眈々と狙いを定めている様子。
今回、レスキューファイアーの弱点を一つ見つけた、と喜々として去っていたジョウカエン。これが、3クールラストで活きてくるんだろうなあ。
「俺達には守るべきものがある!」
たった一人花畑を守るファイアー4。プライドの高さが災いし、ファイアー2を攻撃までしてしまった。
しかし花畑をファイアー4が守っていると知るや、皆、「その気持ちに乗った!」とファイアー4のサポートに回る、そのチームワークに一瞬嫉妬。
もうみんな互いの性格を把握して、ちゃんとチームになってるんだなあ、と感動したシーンだった。