第27話「未知なる強敵 ジョウカエン」

ストーリー

 レスキューキングに敗走したドンカエンは封印されていた幹部・ジョウカエンを復活させる。復活したジョウカエンは三幹部を引き連れ、街で面白半分に破壊活動を始めるのだった。

第一感想

 なんかヤバい幹部・ジョウカエンキター!
 チュウカエンよりもワガママで、ウカエンよりも性格悪くて、サカエンよりも暴れん坊で、ついでにドンカエンには叛旗を翻す……。そりゃあ、封印もされるってもんだ。
 ドンカエンの真の姿・四ツ首竜モードは、ジョウカエンも吸収してやっと慣れそうな感じだが、こんなのどうやって吸収するのか……。
 以下感想。

ジャカエン、その後

 レスキューキングに敗北した後のジャカエン達。ドンカエンは体が縮み、住み家は追われ……と、酷い目にあっているジャカエン。ああ、ドンカエン様ったら、あんなに縮んじゃって……。でも、あれはあれで可愛いなw

ひょっこり復活するタツ

 龍導剣が変化したエクスバッシャーでエクス着装し、ファイアー1Xになったタツヤ。しかしその後、三日間眠り続けると言う異常事態に陥る。エクス着装はタツヤの体に負担をかける着装であり、制限時間=タツヤの体力と言える。
 眠り続けるタツヤを心配するユウマやリツカだったが、そんな所にタツヤはひょっこり復活! 曰く、「寝起きが悪かっただけ」とはいかにもタツヤらしいが、それが本人も気づかぬダメージになっていそうだ。しかし、パワーアップに制限があるのはヒーローものらしくていい描写。だが、レスキュー隊員としては不確定すぎる……!

復活、ジョウカエン

 復活したジョウカエンは、三馬鹿を引き連れて楯石シティ観光に。おのぼりさんらしい姿が微笑ましいが、三馬鹿を使ってのビリヤード→サッカー→ボウリングの破壊活動コンボは可愛らしさのカケラも無いっ!
 三馬鹿以上の超火災を引き起こし、人間の悲鳴を渇望するジョウカエンの姿は異常の一言。そりゃウカエンも言っちゃうよ。「早く来て、レスキューファイアー!」

エクスドラゴン

 ファイアー2でも呼び出せるのか、エクスドラゴン(そこかい)! え、でもそうするとタツヤの薪割り特訓の意味は……(コラ)?
 しかしエクスドラゴンのAIの有能さにはビックリ。レスキューファイアーはどうしても少人数で構成せざるを得ないので、ああやって性能のいいAIを搭載したビークルで適切にサポートしているのだが、エクスドラゴンはその極みと言った所。

サカエン、火炎魔人化

 三馬鹿と違い、ジョウカエンは何と三馬鹿を火炎魔人に変えて超火炎を引き起こす!
 なおかつ、ハイパー火炎で巨大化までさせる事が出来る。三幹部を超えた幹部、と言うだけあって、能力がずば抜けている。
 だが、いちいち負傷せざるを得ない三馬鹿達にはいい迷惑。今週もサカエンが死にそうだったし、いきなりここまで、人(?)望が無い幹部も珍しい。
 勇者の魂を受け継ぐタツヤに目をつけたジョウカエン。次に火炎魔人にさせられるのは、ウカエンか、それともチュウカエンか!? 

次回は

 自分の存在意義に悩むユウマ先輩……って、話重ッ。