第二十四幕「真侍合体」
第一感想
今回もストーリー抜きの省略版で。
スーパーシンケンレッド、登場!
もう一周遅れ以上の感想だが、もうこのまま突っ切るしかない! って感じでやっていこう、うん。
とりあえず、スーツの上から陣羽織、って姿が想像以上にかっこよくて胸キュンッ。
以下感想。
十臓の解毒方法
「聖なる水で外道衆の力を洗い流す」
以前も「現世の水と三途の川の水は違う。対極にある」と説明され、ある意味納得の解毒方法。しかし、色々な意味で乱暴すぎるwwww
ドウコクの扱いの差
シタリと太夫。ある意味ドウコクに対して裏切り行為を働いている二人だが、その扱いの差……と言うか、入れ込み具合の差が、一目瞭然。
シタリに関しては、「脅されてやった。自分の命が一番惜しい」と言う我欲にまみれたシタリの言い分をすんなり受け入れて赦す。
しかし太夫に関しては、「十臓殺ってこい」と間男を女の手で殺してこいと苛烈な命令! ドウコクに対しての「踏み絵」とも取れるこの命令……。二人のどちらがドウコクの心を占めているか、一目瞭然である。
天才、源太
ジイの説明を聞き流し、擬音ばっかりでインロウマル制作に取りかかる源太。この男、まさに天才としか言いようがないw
快楽に生きる剣士
大試合で勝つよりも、人を斬る事に快楽を覚えた十臓。病魔に侵され余命いくばくも無くなった十臓は辻斬りに走り、挙句、外道に堕ちていく。
「(後悔は)無いなあ」だとか、「楽しむだけの剣」だとか、恐ろしく救いの無い男。唐橋氏の演技が、またそのそら恐ろしさを強調していて……。
この男に限っては、「最後に子どもを助けて死亡」だとかそんな「ちょっといいヤツ」 みたいな終わり方は無いと確信できてしまう、そんな十臓であった。
歪な丈瑠
十臓に「歪だから」と指摘された丈瑠。
本来何があっても生き残らなければならない「志葉家当主」「殿様」「シンケンレッド」と言う立場でありながら、その反対に、簡単に命を捨ててしまう事が出来る丈瑠。
一人で戦い、他の誰も巻き込まない。傷つけさせないと、思うあまり、立場を忘れ、「一人」の「志葉丈瑠」「シンケンレッド」であろうとする色が強い丈瑠。
丈瑠の優しさが、むしろ彼の立場からすれば歪となる……とするならば、あんまりにも悲しい。
それでも流ノ介達五人の存在が、丈瑠にとって重く、大切なものであるのは確実な事。この仲間の存在が、十臓との決戦にどう影響するのかに注目したい。
誕生、スーパーシンケンレッド!
源太が完成させたインロウマルによって、シンケンレッドはスーパーシンケンレッドにパワーアップ!
スーツの上に陣羽織……と言う組み合わせが、もう震えるほどかっこいいっ! やっぱり武将は、陣羽織ですよ旦那方(誰だよ)! ラクスも陣羽織コスだった理由も、分かるってもんです(そっち!?)。
シンケンマルにインロウマルがついた事で、時代劇でよくある峰を返す動作もかっこよく決まってなおよし!
ダイカイシンケンオー/イカテンクウバスター
「全ての折神の力を一つにする」
源太がさらに海老折神を追加して、新たな侍巨人、ダイカイシンケンオーが誕生! って、ボディがほとんど海老折神wwww
一体誰が主役なのか分からないよッ! まあ、「源太が丈瑠の盾になっている」と見れば萌える姿だけどw
そして、ダイテンクウと烏賊折神が合体し、イカテンクウバスターへと変形合体! 六体合体+四体合体武装で、折神の力、ここに統一!
本来なら、シンケンオー+イカテンクウバスターと言う運用方法だったのだろうが、源太が加わりパワーアップ。相当量のモヂカラを使うため、実質一発限り、と言う設定もおいしい。
夏のパワーアップエピソードとして、非常に満足な一話だった。