ろくごまるに『封仙娘娘追宝録(11) 天を決する大団円(下)』

封仙娘娘追宝録』シリーズ、ついに完結!
 思えばこのシリーズを読み始めた時、自分はまだ中学一年生でした(笑)。あれから、ずいぶん長い時間が流れたんだなぁ、とちょっとしみじみ。
 以下感想。

SF感

 シリーズ通してと言うか、今巻は特にSFチックな匂いが強くなったような気がする。特に量子毒とか、そのものだろう。

外部から解析しようとすれば解は不定となり解毒は不可能となる。

 と言うものだが、まさに量子テレポーテーションを応用した量子暗号のアレ。それを「毒」と言う所に使用する所に作者の非凡な発想を感じさせられる。

真静嵐刀

 あの静嵐が、この最終巻でついに本当の姿を現し、真静嵐刀に! って、色々な意味で遅いwww
 でもそれでこそ静嵐! そこに痺れる憧れるゥ!
 とかく、これでシリーズも最終巻。最終巻を届けてくれて、本当にありがとうございました! おつかされ様でした!