第二十三幕「暴走外道衆」

第一感想

 今回はストーリー省略の簡易版で。
 夏のパワーアップ回前編と言う事で、シンケンジャーが大ピンチ!
 さらに劇場版へのフラグ、源太と十臓の絡み、そしてその十臓の過去と丈瑠の危機……と、まさにてんこ盛りの一話だった。
 以下感想。

印籠

 すべての折神の力を一つにする事で、さらに大きな力を引き出す印籠。以前は開発途中で頓挫したアイテムだったが、現在は、モヂカラの才ある源太がいる。そこで、印籠を完成すべく動き出すシンケンジャー
 源太の才能が、ここでも発揮される。何と言うか、源太はほんとにストーリーを転がす上で便利な男だ(笑)。
 何て言うか、バイオライダー並みのチートっぷりである(ヲイ)。

反逆外道衆

 外道衆のアヤカシ達を「縛り」で押さえつけるドウコクに反目するゴズナグモ。ゴズナグモはシタリと手を組み、封印の文字を手にする事でドウコクへの下剋上を目論んでいた!
 そも、アヤカシが封印の文字を知った所でどうにならないんじゃないの? と言う疑問はさておき、ドウコクを封じる手段がある、とアヤカシ達に知れ渡る事自体が問題なのだろう。いくらドウコクと言えど、アヤカシ連中がシンケンジャーと組まれたら、面倒くさいのは確か。
 ゴズナグモと組み、毒まで用意したシタリ。本人はドウコクへの反乱と言うより、単に封印の文字を知りたい、と言う好奇心から来ているのだろうが……。来週のシタリの運命が怖いぜ……!

ドウコク復活

 復活、と言う言葉は正確ではないが。夏の荒ぶる自分の力を抑え込み、なおかつ蓄えたドウコク。太夫の驚きぶりからも、今年のドウコクの抑えの早さは尋常なものでは無いのだろう。どうやらそれが、クサレ外道衆復活にも関わっているようで……。
 パワーアップしたドウコクは、普段よりも迫力三倍増し! こんな勝てそうもない、強い悪の首領ってのも珍しい。
 と言うか、こんなに強くて男前なのが大将なら普通心酔しそうなものだが、そこはアヤカシ連中の勝手気ままな気質が影響しているのか……。まあ、ウシロブシみたいに結構巧くやってるようなのもいるので、そこはまさに十人十色と言うわけか。連中、アヤカシだけど。

十臓と源太

 ついに明らかになり始める十臓の過去。一方、源太の寿司をついに十臓が食す! 真面目な顔して寿司食いに戻った十臓の姿に、不覚ながらも大爆笑wwwww
 しかし、人間でありながら外道に堕ちた半端者の十臓が、美味くもなく不味くもない中途半端な源太の寿司を気に入ったってのは、意味深なものがあるかも知れない。

攫われた丈瑠

 なぜだ……なぜ丈瑠はここまでお姫様属性がついてまわるんだ! 殿なのにっ(ぇー)!

次回は

 スーパーシンケンジャー及び、全折神合体侍巨人登場! 陣羽織姿のシンケンレッドのかっこよさに今から鼻血もの……!