第二十二幕「殿執事」

ストーリー

 源太は屋台の常連客一号・義久に、ことはに偽の婚約者になってくれるよう頼まれる。
 ことはは付き人に扮した丈瑠と共に婚約発表パーティーの会場にやって来るが、そこにアヤカシ・ウラワダチが現れ、義久の服に取り憑いてしまうのだった。

第一感想

 普通にしているだけに偉そうな丈瑠の姿にキューンッ!
 普段は「強い殿様」を作っていると言うのに、フツーに生活しているだけで偉そうだなんて! まさに「殿様」!
 うふふふ……ええもん見せてもらいました。あざーっすっ(何かがおかしい)!
 以下感想。

時系列

 しっかり烏賊折神が帰って来た後のようです。うーむ、細かい。

外道衆の夏

 夏は外道衆にとっては難しい季節であるらしい。
 大将であるドウコクの力が強くなるのはいいものの、その分力の加減が効かなくなり、あの世もこの世も危なくなるのだと言う。
 そうか、この世が平和なのは、シタリや太夫がドウコクをしっかり制御してくれているからなのか……(そっちか!)。
 そんなシタリと太夫。シタリごしに、ドウコクは太夫が十臓に手助けしている事をしっかり知っている、と釘を刺す。見逃すのは一度きり、だとも。
 この大変な夏に、そんな爆弾を……ッッッ。

アヤカシ・ウラワダチ

 ウラワダチがどうとか、と言うより、ドウコクの縛りが効かず、好き勝手やっているアヤカシ、と言う意味で重要なキャラクターではなかろうか。
 以前言っていたように、ドウコクに反抗するアヤカシが登場するフラグか……?

アヤカシの気配

 ちゃんと千明も、ウラワダチの気配に気がついている! 
 イサギツネの時はみんな気がつかなかったが、今週はちゃんと全員気がつけている所が凄い。みんな、稽古を重ねている、と言う事か。

殿様→執事へ

 一言……。ただ一言だけでいい。殿執事、万歳!

自分の立ち位置

 今週のことはが指摘された事は、丈瑠に依存せず、自分の意見を持て、と言う事。
 殿様と家臣の関係を素直すぎるくらい素直に受け入れている分、丈瑠がいなくなると自分で動けなくなってしまうのではないか? と言う思いが丈瑠の中にあったのだろう。
 しかし今週、ことははアヤカシを義久から引き剥がすため、あえて殿である丈瑠を叩く、と言う演技を行っている。演技とは言え、ことはにとっては相当覚悟がいる事だっただろう。
 ことはもしっかり、自分の意見、立ち位置を持つ侍の一人、と言う事だった。
 だが、丈瑠の「流ノ介だってそうしている」には悪いがちょっと笑ってしまった。いや、流ノ介のアレは、その、あれです。天然(コラ)?

イカダイカイオー

 ダイカイオーの顔が北にフェイスチェンジする事で、侍武装モードに。隠して、梅盛一家の折神で構成されたイカダイカイオーが誕生!
 エビゾーに海老固めをキメた不届きなウラワダチを一撃で粉砕!
 これで梶木折神とも合体できれば海産物トリオの完成なのだが、さすがにそれはシステム上、無理かw

丈瑠とことは

 ま、まさか……殿ご寵愛争奪戦は、ことはが横からさらっていくのかー!?
 流ノ介、ピーンチッ(最悪だ)!

次回は

 シタリアクショーン! そして新アイテム登場!