第十八幕「侍襲名」

ストーリー

 シンケンゴールドに変身した男・梅盛源太は丈瑠の幼馴染であった。幼い頃の約束を果たすため独自の稽古を重ねて馳せ参じたと言う源太。しかし丈瑠は、源太を六人目のシンケンジャーとは認めようとしなかった。

第一感想

 幼い頃の殿にキューンっ!
 って、真っ先にこれって、我ながらどうなんだろう?
 以下感想。

源太の正体

 シンケンゴールドに変身した謎の男、梅盛源太。彼は、丈瑠の幼馴染であった。
 志葉家屋敷の近くの寿司屋の息子であった源太は、何どジイに叱られても屋敷に忍び込んで丈瑠に会いに来ていたと言う。
 って、これ何て『ロミオとジュリエット』(笑)。障害(ジイ)があるほど源太の恋の炎は燃え上がりってヤツですな(ヲイ)。もちろんこの場合、ロミオは源太。ジュリエットは丈瑠(笑)。

今週の外道衆

 相変わらずシリアスな外道衆。近頃はシタリのターン! らしく、シタリの動向がクローズアップされているようだ。

ドウコクとシタリ

 封印の文字がどうしても知りたい! と言う知的好奇心から、ドウコクに怒られても探る気満々のシタリ。来週も、しつこく何やらやるようだが……。封印の文字を知ったら、今度はフツーに「使いたくなってみた」にシフトしていきそうで怖いな。

ヒャクヤッパ

 先週登場してやられたアヤカシ・イサギツネとは古い知合いだったと言うヒャクヤッパ。全身刃物な造形が美しいアヤカシ。マフラー巻いたような口元が、個人的にはたまらない。まあ、口調や行動は、いかにもやられ役な奴なのだけれど(笑)。

電子モヂカラ

 源太が使用するモヂカラは、正確には普通のモヂカラでは無く、電子モヂカラと言う源太が独自に開発したものだった。
 幼い頃、実家の寿司屋が潰れ夜逃げする際、幼い頃の丈瑠が源太に友情の証に贈った烏賊折神のディスクと、丈瑠に教わった侍としての教えを元に作ったのだと言う。
 丈瑠達を含めた五人はまさに「侍」だが、源太はそういう設定を考えると、むしろ「陰陽師」に近い存在なのだろうか。と言うか、現在丈折神は減る一方で作る事が出来ない(折神が行方不明になったまま、新しいディスクが作られないのはそういう事なのだろう)を考えると、ある意味五人の誰よりも凄い源太なのか。本人ああいう性格で、そういう所を感じさせないのは逆に凄いがw
 変身する時のマトリックスな感じの「光」の文字は、電子モヂカラだったからなのねー。
 しかしこの電子モヂカラを使えば、黒子達も戦いに参加できる……? 

烏賊折神に相談

 丈瑠に六人目のシンケンジャーになる事をピシャリと断られ、スシチェンジャーはジイに取られ、落ち込む源太の相談相手は烏賊折神。って、何でやねんwwwww
 烏賊折神は烏賊折神で、相手してられるかと墨吐いちゃうしw

殿のペルソナ

 これまでもずっと、一人「強い殿様」のペルソナをかぶり続けてきた丈瑠。それはむしろ外道衆との戦いが初めての家臣四人達の士気を下げぬように、と言う丈瑠の配慮からだった。
 しかしこれまでの戦いで家臣四人は経験値を積み、そこに昔を知る源太が現れた。
 もう「強い殿様」を「演じていた」丈瑠、ではなく、極自然な形で(それこそ、ドウコクのように)人の上に立つ「殿」としての丈瑠の成長が始まったのかも知れない。

侍襲名

 見事六人目を襲名し、シンケンジャーの一員になった源太。
 黒子達がちょっとフォローしきれてなかったり、テンション上がって「もー一回見てみよう!」な源太とか、色々面白すぎるw

イカシンケンオー

 シンケンオーに烏賊折神が侍武装して、イカシンケンオーが登場!
「槍烏賊ぶすま」「烏賊冷凍」「槍烏賊一閃」等など、ネーミングがいちいち面白すぎるwwww 

味は普通

 我流ながら剣の腕は立つ。電子モヂカラも自分で作った、と多才な源太。しかし寿司の腕前は「普通」。評価に困る、何の特徴も無い味らしい。そ、そんな評価なんですかーwwwww
 まあ、本人的にはそっちの方はそんなに重要じゃないんで、いいかw

次回は

 一週休み……相変わらずこの時期は……orz
 次回はぽっと湧いて出た幼馴染に殿のご寵愛を奪われてなるものか! と、流ノ介が姑になります(嘘)。