第21話「歩く完全ライダー図鑑」
ストーリー
ダークキバとの戦いの中で黒く変わってしまったライダーカード。この世界はどこかおかしいと感じ始める士だったが、再び、次々と幸運が舞い込んでくる。
一方この世界が元いた世界と信じて込んでいる夏海の前に、もう一人の夏海が現れる。
第一感想
コンプリートフォーム登場!
正直、まだあまり「かっこいい」とは素直に思えないフォームだが……。正直、アレがこの世界の王とか言われたら「カッコ悪い」と思う事だけは確かだ(笑)。
むしろダークキバの方が王様っぽいよなあ。いや、あれは、キングのための鎧なんだけどw
以下感想。
ナレーション
OPのナレーションが変化。「九つの世界」から、「いくつもの世界」に変更される。
もうこれで、ディケイドは最終話後も世界を旅していくんだろうなあ。「俺達の旅はこれからだ!」みたいなノリで終わりそうだなあ、と思った自分。
ネガの世界
写真にポジとネガがあるように、今回士達が訪れた世界はネガの世界であった。
ここでは人間はモンスターやダークライダー達に滅ぼされ、人間は両者にとって代われらていく地獄のような世界。劇場版『555』に近い世界観であるようだ。
人間に化けた怪人達の支配がダークライダーの役目であるようだが、オルタナティブだけがダークライダーよりも立場が下なのは面白い。やっぱり、疑似ライダーとであるから、なのだろうか。
「女はみんなバケモノだ」
士……お前、過去に一体何が!?
士、芸能界デビュー
今週も幸運に見舞われ、芸能界デビュー。写真集「通りすがり」を出版する事になった士。まあ、士はすでにこの世界がおかしいと気が付いているからいいとしても、途中からノリノリになるユウスケには吹いたwwww
ユウスケー! さっきまでのお前はどこに行ってしまったんだ! そしてそれ以降、さっぱり出番が……orz
TGクラブ(幼年期)の終わり
退屈だ何だと言っていた高校時代の夏海達が集まって作ったTGクラブ。しかし、千夏に学校の名板外しを手伝う中、「世界がつまらないのは自分がつまらないから」と言う事に気がついた夏海達。
これからの人生への決意を宝物として埋め、TGクラブは解散となったのだった。
……なんか全体的にいい話に仕立てげようとしているが、夏海達がやってる事は完璧に犯罪だー!!! そして先生、あなた何言ってんのー!?
そして、先生に一〇〇点をもらって喜んでいる夏海達が、ほんと、凄く、何と言うかどうしようもなくみっともない集団見えてしまった……。結局、そうやって社会に帰順してゆくのか……。
夏海もまた、士と同じように自分の居るべき世界を探す旅人の一人である、と言う裏返しでもあるのだが。
隠れ見の術
ネガの世界の夏海の隠れ身の術に盛大に吹いたwwwww
何て言うか、やっぱり彼女も「夏海」なんだなあ。
紙飛行機と共に
紙飛行機で目くらまししておいて大樹がケータッチを奪取! 特に意味は無いんだろうけど、何で紙飛行機なんだ。隠れていた間、折っていたのだろうか?
コンプリートフォーム、登場!
「やはり俺は、通りすがりの仮面ライダーだ!」
再び新たな世界に旅立つ事を恐れない。そう宣言した時、黒く染まったライダーカードは元に戻り、新たにコンプリートカードをゲット。ケータッチにセットして、コンプリートフォームに強化変身!
士自身の何かか。あるいは、かつてディケイドライバーとライドブッカーを見つけた夏海との関連か。とにかく、本当の居場所では無い世界に定住する事をやめた時、新たな力を、カードを獲得すると言うのは実に『ディケイド』チックな展開。
話題のコンプリートフォームは、現段階では、「手間かかってるワリにあまりかっこよくない」と言う視聴者の傲慢、そのものの感想しかない。いやほんと、ごめんなさい。
各ライダーを最強フォームで召喚し、召喚したライダーと同時に必殺技を決めるコンプリートフォーム。
ライダーの召喚、と言う点ではディエンドと同じだが、召喚したライダーがディケイドと同じ行動をする、と言うのは明らかにディエンドよりも上であると言えるだろう。これこそまさに、本当の操り人形だし。
しかしケータッチのコマンド入力がいちいち面倒くさいw
クウガ・アルティメットフォームを召喚する時に、ユウスケ関連のドラマが展開する?
新たな旅へ
キバーラも戻ってきて、新たな旅へと向かう士一行。
明確なゴールも設定されていないこれからの旅路で、士達が各世界で果たすべき役割とは? 倒すすべき敵とは誰なのか?
音也は逃亡してしまい、鳴滝もいなくなったと言う事で、これからは鳴滝と音也連合との戦いが待っている?
次回は
一週休み……orz
大樹の世界で、劇場版新世代ライダーズ登場! 橘さんは!? 橘さんはどこに(そこか)!