EX011「隣にいてくれる日常と非日常」

ストーリー

 佐伯兄にホームパーティーに誘われた智春達。それぞれの生徒会メンバーからGD所属の瑶まで集まって、豪華賞品を手に入れるためそれぞれが一発芸を披露する事に。

第一感想

『凍えて眠れ』キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
 原作の一巻から四巻まで順番に映像化してきたアニメ版『アスラクライン』だが、原作五巻、六巻をすっ飛ばして一クールラストに持ってくるのが七巻『凍えて眠れ』って、内容的に反則だろっ!
 下ネタを回避しているようで全然回避出来ていない下ネタパートと、哀音の周辺のほろりとさせる部分とのギャップが凄まじく、一話完結としても良作だっただけに、オチを想像しただけで今からちょっと泣けてくる。
 ここにこれを持ってくるために、ちょこちょこ遺跡や生徒会長等を紹介してきたわけか……。加賀篝の「時間が無い」を、もうちょっと緊迫感を持って見せよう、と言う意図か?
 以下感想。

昔の佐伯組

 佐伯兄が智春と同じ「アニメの主人公」みたいなポジションです。本当にありがとうございました。

ノリノリの二年生

 ハワイへ修学旅行に行く事になった二年生。つまり、朱浬や佐伯兄達。ハワイアンミュージックをBGMに、武器の調達を考えている朱浬はともかく、佐伯兄のアロハは吹いたw 
 普段のノリと別物じゃねーか! しかし大きな責任を背負った立場である彼とて、まだ高校二年生。彼が全身真っ白に固めた洗剤のCMルック、かつ、純白のフリフリを哀音にまで強制する(彼の趣味、と言う説もあるが、原作でも明言されていない)あのファッションセンスを考えると、あのアロハだって十分ありえる話なんだぜ……?

真日和

 留年していた事がアニメでも明らかになった真日和。
 悪魔の女の子とやっちゃった挙句、子ども(ドウター)から逃げ出し、挙句留年……! 今真面目に働いていなかったら、こいつとんだ駄目男だったんだなあ(苦笑)。

フラグ魔・智春

「どっかのアニメの主人公なのか!?」

 ……いや、主人公です(笑)。
 ただ、こう、何と言うか、フラグを立てては潰しそのはしから立てては潰すフラクラで、かつ女性の光と影を見過ぎている男なのです(笑)。
 ちなみに影は、ほとんど朱浬担当w 

一発芸大会

 哀音母の悪趣味のせいで、一発芸大会がとんだカオスにwwwwww
 嵩月の「普通の言葉なのに変な気持ちになる不思議なアレ」は、もう、色々な意味で大変でした。

隣の日常、非日常

 普通の射影体は普通の人間に見える事も出来なければ喋る事も、触れ合う事も出来ない。本人はもう死んでいるも同然なのに、しかし確かにそこにいる。
 そこにはいないはずなのに、そこにいる、そんな射影体のコミカルさと孤独が描かれた今回のエピソード。 
 さてさて、こんなの見せられたら次回以降の展開がますます……orz

次回は

 加賀篝再び! 嵩月がナイスアクションな予感! そして、二年コンビはハワイを満喫しすぎだw