第十一幕「三巴大騒動」
ストーリー
ドウコクの怒りに呼応し、街に大量のナナシ連中と大ナナシ連中が出現した。だが、ナナシ連中が狙っているのはシンケンレッド=丈瑠一人。
それはドウコクが志葉家当主のみが使えると言う封印の文字の存在に気がついたからだった。家臣四人は、丈瑠を守ろうとするが、当の丈瑠はそれを拒否して……。
第一感想
スーパー小林靖子さんタイム『シンケンジャー』編!
シンケンレッドの二刀流がかっこよすぎる……! 殿、美しすぎます!
でっかい刀を振り回すのも二刀流もお手の物ですか。さすがです、殿!
以下感想。
ドウコクの怒り
「四六時中機嫌が悪い」と言うドウコクだが、今回は特にその怒りが激しかった。その怒りに呼応して、ナナシ連中、大ナナシ連中が現れるほどに。
これが外道衆総大将の力……! と、改めてその力を見せつけられた。
しかし、怒り疲れてか酔いつぶれてか、べろんべろんになって寝てしまうのにはちょっと吹いたwww
怒るたびにこの調子だから、三途の川増水がこれまで進まなかったのではないだろうか(笑)? しかし、これで何となくドウコクが酒ばかり飲んでいる理由が分かった。素面じゃ到底、本人でもやっていけないからか。
ススコダマ
ま、まっくろくろすk!?……いや、なんでもないです。
封印の文字
志葉家のみに伝えられ、強力なモヂカラを要求される封印の文字。かつてのドウコク志葉家襲撃の際、先代シンケンジャー=丈瑠の父が命がけで発動したものの、封印は不完全に終わってしまった。
それもそのはず、これまでの歴代志葉家当主誰もが、完全な封印に成功した事は無いと言う。
それを知っていたのが十臓で、これを指してドウコクが志葉家当主を狙わなかったのを不思議がっていた様子。
そりゃ、「文字を知っているのは志葉家のみ」「歴代当主誰もが使いなこなせなかった」何より、「ドウコクの目の前」で使われたとあっては、狙わない方が不思議だろう。ドウコクがコケにされたと怒り狂うのも無理はない。
ドウコクからすれば、「知ってるなら、言えよ!」って感じだろうし、十臓から見れば「目の前でシンケンレッドに封印された癖に気がついてないなんてアホじゃねーのwww」って感じだろうからだ(キャラが違うよ)。
丈瑠の心情
命がけで外道衆から人々を守る使命を持つ志葉家。しかし同時に、封印の文字の唯一の使い手である当主は決して死ぬ事を許されない。
そんな戦いに、名前も顔も知らない家臣四人を巻き込んでしまった。そして、名前も顔も、それぞれが思っている事も知った今となっては、そんな四人を自分の楯の代わりにして殺したくはない。
そのために必死で一人強くなろうとする丈瑠。だが、その余裕の無さが思いっきり表に出ているのは、まだ丈瑠が「若い」証拠なのか……。
命をかけた一策?
じいが口にしたこの言葉。何やら、封印の文字絡みで一策ある? と言う事らしい。
何かこう、実は「家臣の中に本当の志葉家当主がいる」とかなんだとか、そんなフラグですか?
三巴大騒動
シンケンジャーの若殿シンケンレッド=志葉丈瑠。外道衆でも恐れられるアヤカシ・ウシロブシ。そしてはぐれ外道衆・腑和十臓。
三人の実力者による三巴大騒動! この戦いはまさに見事の一言! スーアクさんと言い爆発と言い、いろんなところで気合いが入ってる一戦だった。
大騒動の中、流ノ介とことはを自らの楯としてしまった丈瑠は、これ以上誰も巻き込まないように家を出てしまう……。はたして殿は帰還するのか?
次回は
ついに一クールも佳境! しかし何と言うか、シンケンオーの首が心配になる合体だ(笑)。