第十幕「大天空合体」

ストーリー

 虎折神を手にいれ、兜、舵木三枚のディスクが揃い、新たな力・ダイテンクウが使えるようになった。
 そのため、それぞれのディスクの乗り手を決めるのだったが、千明はそれに選ばれなかった。訓練をしても一行に皆と同じレベルに追い付けない事に焦る千明は、実戦の中でディスクを使おうとするが……。

第一感想

 獅子折神と戯れる殿の姿に萌えええええええええっ!!!
 あんまり萌え萌え言いたくないが、あの姿にはこの表現しか思いつかないッ。殿、あなたと言う人は……! グッジョブッッッ(ぇー)。
 以下感想。

三人の乗り手

 手に入れた三枚のディスクを合体させれば、新たな鳥型折神ダイテンクウとなる。そのため、新たに乗り手を決める事に。
 虎折神は丈瑠が。舵木折神は流ノ介が。そして兜ディスクは、茉子が持つ事に。その理由は、茉子のモヂカラのセンスとの事。
 その点で言えばことはも負けてはいないと思うのだが、とかくここでは茉子に決定。しかし選ばれなかった千明は怒りに体を震わせ、食事も取らずに訓練に励む。
 流ノ介が舵木折神を捕獲した後から、ずっと隠れて修行していたと言う千明。それに最初に気がつくのがことはと言うのも、「悪口王」でのエピソードが活きている。
 そして「ここで同情しても無意味」とキッパリ言い切るみんなも、また侍として小気味よい所だ。

嬉しそうなじいと丈瑠

 食事もとらずに訓練に励む千明の姿に、自分の説教が効いたのかと嬉しそうなじい。そして同じように嬉しそうな丈瑠!
 あーもう、このシーンにはぐっときた! 丈瑠は自分や戦いの事だけじゃなくて、ちゃんと人の事を考えられるいい子なのですよ! と、何故か保護者のように太鼓判を押す自分なのであった。

オカクラゲの雨

 今週登場する外道衆はオカクラゲ。オカクラゲが発生させる雨を浴びると、途端にネガティブシンキングで絶望状態!
 誰も彼もが「絶望した!」状態に!
 ここで笑えたのが、千明の「みんな流ノ介になってる」と言うセリフ。そしてトドメが、茉子の「ギュっとしてあげなきゃ!」
 ちょwwww約一名絶望どころかやりがいに満ち満ちている人がwwwww
 だが、この戦いで千明は勝手に兜ディスクを使うものの、ディスクを発動させる事が出来ず、謹慎処分となってしまうのだった。

外道衆の書物

 シタリが先週の十臓の態度を不審に思い、志葉家に関する書物を集め調べ物。
 しかし、外道衆にもこういう書物があったと言う事が意外。外道衆にそんなマメな奴がいるとは思えないが……。これが志葉家から奪って来た書物、とかだったらまだ納得だが。

じいと千明

じい「馬は腰に来る!」
千明「基準は馬かよ……」

 吹いたwwww
 しかし重い軽いの違いはあれど、頑固者二人がちょっとずつ歩み寄っていく姿は見ていてほっこりさせられるシーンだった。

千明だけのモヂカラ

 じいからアドバイスを受け、「自分だけのモヂカラ=『木』の文字の本質」について考え、答えを見出した千明。
 その答えとは、
「デカくて強くて、スゲー広がってる自由な感じ!」
 いかにも千明らしい軽い物言いだが、実に本質を突いた言葉であると思う。
「木」と言うモヂカラを通じて、「他の仲間と同じでなければならない」と思いこむあまり、狭まっていた視野を広げた事が勝利につながった。
 槍を使って棒高跳び! なんて、実に千明らしい勝ち方だった。

侍合体・ダイテンクウ!

 虎と兜と舵木が合体して鳥になりました。って、よく考えなくても実にゴーインwww
 順当に「鷲折神」とか「鷹折神」とか最初から鳥型の折神が登場してもおかしくはないと思うが……。それは、二号ロボまでお預けか?

シンケンオービーム

 ことはと茉子の二人が力を合わせて、両肩(肩?)からビームを発射! ちょwwww兜の意味はwwwww
 これが茉子のセンスの成せる業なのか……!? 恐るべし、茉子! そう言えば、いつの間にやら茉子が千明の「姐さん」に(笑)。

次回は

 ついに十臓と丈瑠の対決が!? 二刀流シンケンレッドに燃える!