EX002「未来に滅びるということ」

ストーリー

 謎のトランク・イクストラクタを巡る騒動から一夜明け、ようやく平穏を取り戻した智春。彼が住む鳴桜邸の大家の住む豪邸に挨拶に行ったそこで、嵩月奏と遭遇するが……。

第一感想

 サービスシーン→誤解!→トラブルのエンドレスループ
アスラクライン』は基本的にハードな世界観で展開するストーリーのはずなのに、あまりそう見えないのは智春のこのエロゲー体質のおかげです(笑)。
 以下感想。

一瞬だけ見えた!

 あのシャツの! スカートの向こう側が! とかそういう意味では無く(笑)。
 操緒の横顔が、一瞬だけなのはさんに見えたよ、と言う話。制作会社同じだから、まぁ、そういう事もあるかと(笑)。

螺旋の時間

 空間は螺旋的構造を持つ。とするなら、時間も螺旋的構造であるはず。巻き戻ったレコードのように、例えば時間を巻き戻し、新たな時間を開始させても、そこにタイムパラドックスは生じえない。
 なぜなら、一巡目の世界も、二巡目の世界も干渉・影響すべてをひっくるめ、二つで一つの、螺旋的構造の世界となるから。
 と、大家から『アスラクライン』の基本設定にして大前提が語られる。が、この辺りは、やはりアニメでやると説明不足感が拭えない。それこそ嵩月の説明のように、圧倒的に言葉が足りない気がする……。
 まぁ、ある意味三雲作品って言うのはそういう所があるけれど。ストーリーが進んで、巻を重ねていけば分かってくる、そういうミステリー的な所も、また三雲作品の魅力なのだが。

嵩月奏と言う少女

 今さらだけど、この娘、天然さん(笑)?
 無口で説明足らずで実家はヤクザでお父さんにいきなり平手をかます……あれ? つまりは口より先に手が出るタイプ?
 次回は、そんな彼女を神聖防衛隊から守るため、智春がやる気を見せる!?

次回は

「科学の光が落とす影」
 さぁ、いよいよ主人公機・障テ鐵登場!