第八幕「花嫁神隠」
ストーリー
花嫁が外道衆によって攫われると言う事件が連続して起こっていた。シンケンジャー達は花嫁が連れ去られた場所を見つけ出すため、囮の結婚式を仕掛けるが……。
第一感想
- タキシード姿の殿にキューン!
- 紋付姿の殿にズキューン!
- 人力車を引っ張って走って来るナナシ連中にバキューン!
- ナイスなコンビネーションを見せるオオナナシ連中にもウフーン!
でも茉子の花嫁姿は……別に(ヲイコラチョットマテ)。茉子は『マジレンジャー』の芳香みたく一〇回ぐらい結婚できそうだから、大丈夫だと思うんだ(ぇー)。
以下感想。
泣く二人
囮の結婚式でついつい涙するのはじい……と流ノ介。ああ、この二人は、きっと実際の結婚式でも号泣するんだろうなぁ(笑)。
実力で一段劣る、と評される千明だが、ツッコミ役の彼がいないとボケばかりのシンケンジャーは成り立たないよw
三途の川
「三途の川には、生きた人間は入れない」と言うのが基本設定であるらしい。
と言う事は、「死んだ人間」であれば、三途の川にはいける、と言う事なのだろうか(いや当然なのだけれども)。
とすると、
- 幹部クラス(ドウコク、薄皮太夫、シタリ等)→未練を持って死んだ人間。
- 三途の川から生まれた存在(アヤカシ、ナナシ連中等)→三途の川で生まれた怪物。
と定義すればいいのだろうか? でもドウコクやシタリは生粋のアヤカシっぽいしなあ……。
その中でも、はぐれ者である十臓は、三途の川で生まれていない、未練を持っていなくて生きた……人間? だから水切れを起こさず、自由に外で行動できる? と、これは次回以降か。
薄皮太夫の未練
夜明けのヴァンも言ってた通り、花嫁さんは幸せ絶頂で、そんな花嫁をさらっていくからこそ、その絶望は濃い。
その絶望で何をするかと思えば、打掛を作るのが目的だった! シタリからも呆れられるが、それこそ、薄皮太夫の未練であると言う。
確かに、打掛に頬ずりする薄皮太夫のあの壮絶な色気を見れば、それも頷けると言うもので……。あの頬ずりは、スーアクさんの演技に見事! と拍手を送りたい。エロいよ! そして怖いよ!
しかし彼女の未練がそうならば、ドウコクが薄皮太夫に甘いのも何かの未練がそうさせるのかも……?
騙し騙され騙し合い
今回はシンケンジャーと薄皮太夫の騙し合いも見所の一つ。
外道衆の花嫁誘拐に対し、囮作戦。噂を流して結婚式を絞り込む。花婿・花嫁を入れ替えるとシンケンジャーが作戦を取れば、薄皮太夫もそれを見抜いて偽の場所に誘い込み、火薬を仕込むとエゲツナイ。
しかし最終的に、モヂカラ「影」による影武者と流ノ介の女装で薄皮太夫をシンケンジャーが上回ったのだった。
短いの時間の中で二転三転する騙し合いとお約束の組み合わせが痛快。
十臓、現る
外道衆幹部の強さを見せつけたものの、シンケンレッドの攻撃を前に不利を強いられる薄皮太夫を助けたのは十臓だった。
彼女を連れて撤退し、オオナナシ連中を呼びよせて時間を稼ぐと、ドウコク並みの強さを感じさせる。
時代劇で言う所の「用心棒の先生」みたいなポジションの十臓だが、彼の存在が外道衆にまた一波乱起こしそうな予感である。ドウコク、薄皮太夫、十臓でトライアングラーとかやられたら、多分、シンケンジャー置いてきぼりになるんじゃないだろうか(笑)? そう思わせるほど、外道衆サイドは大人の匂いをさせているしw
シンケンオーの頭
カブトを脱いだシンケンオーの頭には、チョンマゲがありました。こ、こだわってるwwwww
まさかのチョンマゲに大爆笑でした。
ED
EDが二番(?)に変更。
これはEDは頻繁に変更と言う伏線?
次回は
次回は虎折神と流ノ介が洗脳!?
そして十臓の人間体も登場! と見逃せない!