第8話「ブレイド食堂いらっしゃいませ」

ストーリー

 巨大企業BOARDによりアンデッドを封印する仮面ライダーが管理されるブレイドの世界。そこにやって来た士達であったが、すべてが徹底的にランク付けされるBOARDの事が士には気に入らない。
 ブレイドとしてアンデッドを封印するカズマは、アンデッド封印よりも人命を優先した事から降格されてしまう。

第一感想

  • エース社員までいけるのにどこか不器用なカズマ。
  • どこかピントがずれているサクヤ。
  • 気弱だったのに昇格した途端調子づくムツキ。
  • アンデッド封印そっちのけでライダーバトル
  • 物も言わずに襲いかかってくるカリス……。

 どこからどう見ても『剣』のライダーです。本当にありがとうございました。コイツラ……『クウガ』や『キバ』、そして『龍騎』の各世界とは違う意味で懐かしすぎるwwww
 以下感想。

ブレイドの世界

 巨大企業BOARDによりライダーシステムが管理される世界。各部署による承認が完了するまで変身できない! 書類を持って駆けずり回っている間は生身で戦闘! 『剣』の特徴である(と言う事になっている)「組織人ライダー」と言う側面を強調。なおかつそこに、「徹底した実力主義」などを盛り込んで、まさに「仮面ライダーサラリーマン」と言った趣。 
 オリジナルの『剣』では、実はあまり強調される事無かった「組織人ライダー」だが、改めて『剣』を分析すると、やっぱりそこになると言う事か。
 このランク付け制度をギャグにもシリアスにも活かしてこのブレイドの世界ではドラマが展開していくのが面白かった。

シャッターが切れない!

 もう世界が撮られたがってないってレベルじゃねーよwwwww

優先すべきもの

 会社に所属し、すべてにおいて会社の命令が優先されるブレイドの世界だが、その世界にあってブレイドことカズマは一人反抗する。
 アンデッドの封印よりも、危機にあったムツキの命を優先したカズマ。「アンデッドより人の命だ!」とムツキを守るその姿は、始のために人間を捨ててアンデッドになったオリジナルの剣崎の姿を連想させる。
 まぁ、その後は降格された事でグダグダになっちゃったが(笑)。
 そんな彼が、自分の意思を貫き通して変身する時、ディケイドの手に「運命の切り札」が復活すると言う寸法か……。しかし、それだとディケイドが一方的にお得すぎないか(笑)?

カメンライド・リュウキ!

 前回、龍騎の世界でカードが復活したので今回は龍騎に変身。「焼き加減は〜?」で始まる士の口上が調子に乗り過ぎw
 しかしストライクベント=ドラグクローから直接火を噴くとは……ええっと、ますます本家ドラグレッダーの立場が(笑)。

サクヤ「派遣のライダーか!?」

 いるのかwwww
 いるとすれば、グレイブ、ランス、ラルクの新世代ライダー達だろうか? 

キバーラ

 栄二郎とお化粧するキバーラ。鳴滝と暗躍する「謎の女」キバーラ……。まさかキバーラ、おっさん好きか!?
 そして今週のキバーラはどうしてああも動いてないのか……。

士の味付け

「ソースとケチャップをぶちこめ!」
「隠し味に醤油を一滴」

 おまっどこのお母さんの味付けだwwww

今週のユウスケ

 降格処分に耐えかねて逃げ出そうとするカズマを押しとどめたのがユウスケ。ここで逃げたらほんとに負け犬だ、と。

死にたいぐれェ辛いときに這いつくばってでも生きる! それでこそ侠じゃねェか

 と周倉ドーベンウルフも言ってました(オイ)。
 しかしほんとユウスケがお母さんとしか言いようのないフォローの入れ方をしているなぁ。ヒロイン、お前は一体何をしているんだ(どんな文句のつけ方だよ)。

策略の鎌田

 龍騎の世界でも暗躍していた鎌田だが、アンデッドである鎌田の本番はこのブレイドの世界! BOARD社長ハジメと裏で手を組み、アンデッドとライダーで世界を支配しようとしている。龍騎の世界でライダーをやっていたのも、種族を問わない龍騎世界のライダーシステム(カードデッキ)を手に入れようとしていたのだろうか。
 しかしこの鎌田、次回で封印されそうでアレだなぁ……。このまま、鳴滝と一緒に悪役でも構わないのだけれど……。

ディケイドVSカリス

 九つの世界を破壊する悪魔、ディケイド。
 ブレイドの世界において、その世界の生命体すべてを滅ぼす獣ジョーカー=カリス。
 待ち望んでいた両者の対決がついに実現! 両者の対決が何をもたらすか……次回に期待!

次回は

「ちょっとくすぐったいぞ」でブレイドが巨大な剣に変身! って、何故にそこに轟鬼ー!?