#9「暗黒の鎧」

ストーリー

 レイオニクスバトルに敗北し荒野をさ迷うメフィラス星人は巨大な剣を発見。その剣の力を手にいれ、アーマードメフィラスへと変化する。
 レイはアイスラッガーに導かれ、アーマードメフィラスと戦うが……。

第一感想

 ぜ、贅沢過ぎる……!
 後半戦が初まっていきなり、アーマードメフィラス、アーマードダークネス、そしてセブンなんて……!
 ほんと、凄いの一言。
 以下感想。

怪獣コロシアム

 前作では惑星ボリスが「怪獣無法地帯」だったが、今回惑星ハマーは「怪獣コロシアム」という触れ込みに。
 レイオニクスが戦い合う惑星ハマーにコロシアムはぴったりすぎる。

メフィラスの消失

 テンペラ―星人にレイオニクスバトルで敗北し、バトルナイザーを踏みつ潰されふらふらと荒野をさ迷うメフィラスの姿にちょっとキュンときた(笑)。
 いつも知的エリートって感じで余裕綽々で、そのくせ最後はちょっと惨めなメフィラス星人だが、今回もそのパターン通り、持ち上げては落とされる可哀そうな展開に。
 せっかくアーマードメフィラスに変化してパワーアップしても、最後にゃ自分が復活させたアーマードダークネスに殺されて……。ま、まだメフィラスブレードも使っていないのに!
 実は生きていて、右手のメフィラスソードを使ってくれると、自分は固く信じてる(ぇ)。

今週のレイオニクス達

 今週は、メフィラスをはじめ、テンペラ―星人、ダダ等、レイオニクスが多数登場。
 どちらもレイオニクスとして強い方だったはずだが、アーマードメフィラスにレイオニクスバトル以外のバトルでやられると言う非常に可哀そうな展開にw
 まぁ、テンペラ―星人はまだレイオニクスバトルと言えなくもないかも知れないが。おまッいきなりアリゲラは酷いだろう。自分で飛べ(笑)!
 しかしダダのうざったさは異常だった。あのバトルナイザーを目の前でぷらぷらさせる、あの仕草の鬱陶しい事と言ったら……! あいつだけはやられてくれて、よかったと思う(ヲイ)

光と闇の戦い

 セブンのアイスラッガーと、アーマードダークネスの剣に導かれたレイとメフィラス。
 個人的に、レイが「光」サイドである事が凄く嬉しい。レイブラッド星人の遺伝子を受け継いだレイオニクスであり、むしろダークサイドの存在であるレイだが、これまでの仲間との絆を紡いでいく事で、彼は立派にウルトラ戦士から「光」と認められるまでになっている事が。
 レイはウルトラ戦士と言うよりも仮面ライダー的な匂いがするので、なおの事。

今週のレイオニクスバトル場外乱闘編〜VSアーマードダークネス〜

 自分を復活させたアーマードメフィラスを殺害し、レイのゴモラ、リトラとバトルを繰り広げるアーマードダークネス。さすがはエンペラ星人のまとうはずの鎧だっただけに、その強さは折り紙つき!
 何と言っても面白いのは、普段の怪獣同士のバトルとは違い、敵は人型である事だろう。相手が完全に人型で、武器として剣や槍を持っている。それに怪獣が挑む構図は、これまで無かったものだけに新鮮だ。
 ゴモラの果敢なアタック、そしてリトラ! 我らが萌えキャラ、リトラが大活躍! 楯となって撃墜された時には、エレキングの悲劇がフラッシュバックして泣きそうになったよ!
 怪獣アクションもそうだが、ペンドラゴンクルーの活躍も見逃せない。ペンドラゴンをあっという間に修理してやって来るクマノ! まさに魔法使いの面目躍如だった。

ウルトラセブンとの絆

 第一期ではウルトラマンに助けられたレイだったが、第二期では、ウルトラセブンをアーマードダークネスから解放すると言う成長を見せている。
 ウルトラ一族に助けられながらも、逆に助け返す事もできる存在としてレイは成長しているのだ。
 そして、レイブラッド星人復活を阻む事をセブンより託され、その証としてミクラスを預けられる。
 これで、レイの手持ち怪獣はゴモラ、リトラ、ミクラスと再び三体いっぱいに。しかし、リトラの他にまたもミクラスと言う萌えキャラが……(どんな吃驚だよ)!
 ゴモラと同じ陸上型かつ、リトラと同じ萌えキャラ。こ、これは手ごわい……! 今後のミクラスの活躍に期待。

帰ってきた大怪獣バトルファイル

 今週はウルトラセブン。前回のウルトラマン同様、セブンにもお世話になりました。

次回は

 ペダン星人の大部隊、そしてこれまで登場したレイオニクス達が一挙登場! 次回は大戦争