朱川湊人『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』第5話「幸福の王子(前編)」(『ジャーロ』2009.WINTER)
第一感想
久々過ぎる『アンデレスホリゾント』感想。ストーリーもついに五話目に。
前回が「怪獣使いの遺産」で、氏が担当していた脚本は消化し、今回から再びオリジナルに。そろそろ、『アンデレスホリゾント』も完結が近付いているのか……?
以下感想。
カナタの母
前回のエピソードだから、段々回復の兆しを見せてきたカナタの母。
思い出を再び辿り直している彼女だが、そうなると、ある疑問が浮かび上がる。すなわち、「再びカナタの父が消えた日付になったら元に戻ってしまうのではないか?」という恐るべき可能性が。
できるならば、そうはならず、無事回復してほしいものだが……。長丁場の連載だけに、ぜひハッピーエンドになって欲しいと言うのが個人的な希望。
男前なイカルガさん
戦闘中にミスをして、危うくジョージを殺しそうになったカナタ。しかし落ち込むカナタに対し、「ハルザキ、落ち込むのは後にしろ。ゲーム中は、最後まで気を張ってプレイするんだ」という心づかいを見せる。
あのジョージが、こんな言葉を! と衝撃的である。
ジョージもずいぶん男前になったもんだとしみじみと思った一幕である(ぇー)。