episode:「ねらわれたサード」
ストーリー
フランスのエージェント・セシルと合同任務を行う事になった桐原。盗まれた軍事機密を追って行動を共にする二人。だがセシルの真の目的は、サードそのものにあった。
第一感想
あと三〇分欲しかったっ!
いろんな意味で「続き」が観たいエピソードだった。でも久しぶりにかっこいいサードの大活躍が見る事が出来て満足っ。
以下感想。
不思議な吹き替えエピソード
フランス人エージェント・セシルとの合同任務のため、翻訳機を使用する。そのため、フランス語と吹き替え音声が同時に聞こえる、不思議な空間に(笑)。
しかし一番びっくりしたのは、サードがフランス語を話していた事か。中の人、巧いなっ!
AIと人間の未来
今回は、ケイタとセブンが間明に常に問いかけられている問題を、桐原が問いかけられ、それに応える姿が印象に残る。
セシルに盛られた薬とアルコールの影響とは言え、サードの事を「サードは俺のバディ」「心と心で通じ合ったパートナー」と普段は言わない本音を吐露する。
育児ロボット・アヴが暴走し、トラックに突っ込んだ事で息子を失ったセシル。しかし、本当はトラックの方が突っ込んで来たのだった。しかし、トラックの運転手はロボットが突っ込んで来たと嘘をついた。そして、セシルもまた合同任務だと偽ってサードを狙った。
AIロボットと言う、ある種人間を超越したものを前にして、人間はあまりに不完全で偽りだらけの存在だ。だがそんな不完全さを克服し、理想の未来をAIロボットと共に作っていけるのではないだろうか?
ラストに、同じセシルの死と未来を憂うケイタと桐原、そしてセブンとサードを目にするとそう思える。
かっこいいサード
いつもは三枚目ポジションに落ち着く事が多いサードだが、今回は任務に、セシルの看病にとかっこよく活躍する所を見せてくれたサード。
あ、よく考えると、セブンとケイタコンビが異常なのであって、サードはフォンブレイバーとしてノーマルなのかw
フォンブレイバー稼働状況
今回のエピソードでちょっと目を引いたのは、七台のフォンブレイバーの活動状況が表示されている事。
ゼロワン、やっぱりまだ「LOST」状態なのね……(笑)。
次回は
ああ、もう予告の数十秒だけで地雷だって一発で分かるw