『トミカヒーロー レスキューフォース 爆裂MOVIE マッハトレインをレスキューせよ!』
第一感想
とにもかくにも面白かったー!
ようやく見てきた劇場版『レスキューフォース』。もうとても『レスキューフォース』らしくて、終始テンション高く観る事が出来た。
そして『リュウケンドー』からもゲスト出演があったりして……。もう、最高の劇場版だった。
以下ネタバレ感想。
『爆走!トミカヒーローグランプリ』
伝統と人情溢れる下町で繰り広げられるレスキューフォース公認レース!
コアストライカーマックス、コアセイバー、コアサーチ、コアエイダー。そして石黒隊長専用の、幻のコアストライカーキャプテンと、小型ビークル祭り!
さらにそんなレースにネオテーラが参戦して……?! と、もう笑いっぱなしの短編映画。
石黒隊長が驚くべき肉体美を披露して、おまけに初っ端からトップに躍り出た!……と言うのに、一番に脱落してしまうと言う所が、もう隊長らしくて吹いたw
そしてバナナの皮でスピンなど、レースのお約束を踏まえた所にもう大満足w
でも個人的に一番萌えた所は、レースに勝ってとても嬉しそうなコアストライカーマックスのAIだろうか(笑)。
『トミカヒーロー レスキューフォース 爆裂MOVIE マッハトレインをレスキューせよ!』
ドクトル・マドゥとネオテーラ
マッハトレインとの競合に敗北し、居酒屋で働く真殿博士がネオテーラに唆されて暴走した姿がドクトル・マドゥ。
しかし、こういう世を拗ねて暴走する役が妙に似合ってるな南海さん(笑)!
似合っていると言えば、ああいう居酒屋にいつの間にかやって来ているマール達も、妙に似合っている不思議。まぁ、こいつらは何でもアリなんだけれども(苦笑)。
この時、マーエンが、ホログラフで各種映像を出している姿が、ああ、こいつスパコンの立体映像だっけ、と思い出させてくれる。
チケット争奪戦
マッハトレインのチケットを手に入れた石黒隊長。しかし、肝心のチケットは二枚しかない! その二枚を手に入れるため、レスキュー五番対決に挑む隊員達!
こういうユルイと言うか何と言うか、ムキになる所がレスキューフォースらしいポイントだ。結局、輝と響助が有給を使いきっていてレイと寿里になし崩しに決まってしまう所も非常にらしくて好印象。
R0/刑部零次
コアファイヤー、コストライカーファイヤーなどの巨大ビークルを操り、本人も恐るべき戦闘力を誇る新ヒーローR0。その正体は、世界消防庁長官・刑部零次だった。
演じているのが藤岡弘氏だけあって、まぁそのキャラクターの濃い事濃い事(笑)。あの重低音で叱責されたらそりゃかしこまるしかない、と言う迫力を持ったキャラクター。
それだけに、活躍が一度きり、と言うのはバランス的にもよかった。あんなのに最後まで出張られちゃ、色々な意味で大変だ。
R0への着装CGも凝ってたしなー。
レスキューフォースのピンチを助け、レスキューザンバーを託し後は輝達を見守るポジションは本来なら石黒隊長のものだが、今回は隊長が前線で活躍していたので逆にバランスはとれていたように思う。
無人の街のネオテーラ
今回特に印象に残ったのは、無人の街をぶらぶらしているマール達三人の姿。
地球が真ったいらになったら、こうやってアンドロイドが跋扈するのかなぁ……と想像させられた。と言うか、ほんとにこいつら好き勝手やりすぎ(笑)。
勇気を出すんだ!
ゲスト女性キャラ美有紀にR1がかけた言葉。勇気を出して一歩踏み出す事で、夢を叶える事が出来る。そういう、コミカルなギャグやアクションの裏に隠された『レスキューフォース』の熱いメッセージを垣間見える事が出来る。
レスキューフォースの隊員によるダンスともつながっていて、変にべたべたしないいいゲストだった。
迫力のCG!
普段からクオリティの高いCGだが、劇場版ではさらにパワーアップ!
レール上の巨大石(デザインがムカツクw)から、R0のド派手な着装。ゼロファイヤーとビークル五台の活躍。マッハトレインへのライザーセイバーでの乗り込み。メタルトレイン→スネークトレインと、スーパーレスキューマックスの空中戦……。
と、どんどんド派手になっていく所が素敵過ぎる! 自分の中の男の子が燃えたぎるCGワークスだった。
リュウケンドーキャスト出演!
嬉しいのは、あの『リュウケンドー』キャストが登場していると言う事。あれから結構経つけれど、みんな自分を発動して頑張ってるんだなぁ……。
でも役名が、スカジャン刑事、おっさん刑事、金髪の花屋ってどうよwwwww
そしてガジローさんだけはガジローな所にもまた吹いたwww おいしいなぁ、ガジローさんっ!
総括
いやもう、ほんとに面白い作品だった。『レスキューフォース』好きは観に行って損は無し!