episode:「ゼロワン、走る」

ストーリー

 かつて滝本と美作に捕まったクラッカー・多田がケイタとセブンを拘束。アンダーアンカーへの復讐戦を仕掛けてきた。多田の巧みな策略により、アンカーは窮地に陥る。
 そこにゼロワンが現れ、「自分を使え」と提案してくるが……。

第一感想

 まさかの美作部長とゼロワンのコンビに燃えた!
 セカンドや滝本の事件で因縁があり過ぎる二人が、こうしてコンビを組むとは思いもよらなかった。しかし相手はあのピーコックアンデッド。そのくらいじゃないと、立ち向かえない(ヲイ)! 
 以下感想。

過去の事件

 滝本の再登場。こうやって過去の回想ぐらいにしか出番がないが、登場してくれるだけでも嬉しい。やはり、『ケータイ捜査官7』において外せない男だ。
 最後の最後に、ゼロワンを赦した美作部長に対し、「よく頑張ったな、千草」って感じの笑顔を見せる所もかっこよすぎる……!

誘拐と言えば

 もう桐原の中で間明がすっかり誘拐常習犯になっているのに吹いたwwwww
 それにしたって、ケイタも誘拐されすぎるw

美作部長&ゼロワン

 アンダーアンカーのシステムは多田により制圧され、監視カメラの映像が外部に配信されると言う異常事態に。さらにフォンブレイバー稼働数も把握され、もはやアンカーに打つ手無し……。と、思われた所に現れたのがゼロワン! 
 もちろん美作部長は、セカンドを殺した事(「破壊」、と言う表現を使わない所に彼女のセカンドに対する愛を感じる)や、滝本を殺した事を赦せるはずも無い。
 だが、よりによってゼロワンに「守りたいもの、守らなければいけないものは何だ」と問われ、組む事になる。
 この二人、ラスト以外ゼロワンが主導権を握っていた事が面白い。人間に使われる機械が、人間に対し「コントロールを止めるな」と命令する。失う事を恐れる心を叱咤するようなゼロワンの声。
 ある意味OPの歌詞にあるように「勇気を送っている」姿のように思えた。

ゼロワン、走る!

 デモリッション装備のゼロワンがソリッドスライダーフォームに乗り、地下通路を疾走! あまりにノリノリなゼロワンに大興奮。
 また、炎の中に飛び込んだ際、フェイスパターンが変化したのも芸が細かくて素敵だ。
 そして、デモリッションをきっちり人命救助に使用。多田もゼロワンを取り押さえればいいのだが、まぁ、あのサイズとは言えチェーンソーを振り回しているのは怖いよなぁ。

美作部長の選択

 多田を逮捕し、すべてが終わって、美作部長に身をゆだねるゼロワン。しかし美作部長はゼロワンに一切手を出さ無かった。
「借りは作らない」との事だが、ある意味、彼女からゼロワンへの「赦し」であったのかも知れない。

反面、ケイタは

 今回はゼロワンや美作部長がかっこよかった反面、ケイタがとにかくカッコ悪かった(笑)。
 しかも最後にはケイタが「るるる〜♪」ってwwwww
 でも、そこがケイタの魅力って事でw