#2「レイオニクスバトル」

ストーリー

 謎の惑星に不時着したレイとヒュウガ。その惑星ハマーは、全宇宙から集められたレイオニクスが戦いあうレイオニクスバトル決戦の地であった。
 一方、レイ達を探すハルナ達は、レイを襲った謎の男を尋問するのだが、スピーダーを奪われ逃亡を許してしまうのであった。

第一感想

『ウルトラギャラクシーNEO』第二話!
 レイ以外の数々のレイオニクス、さらにダイルと言った宇宙人の大量参戦が嬉しい今回のエピソード。
 怪獣の他に、宇宙人も参戦可能なんて……。『ウルトラギャラクシー』って、とにかくおいしい作品である。 
 以下感想。

怒りのハルナ

 今回、副長として毅然とした活躍を見せていたのが彼女。
 レイを拘束した地球本部からの通信をざっくり無視! ダイルの尋問! さらに因縁のベムスター相手に「やりすぎた」ダイルに対し、戦意を失った者への攻撃を非難する。
 昔の彼女なら、ダイルと同じ事をしただろう。だが惑星ボリスで仲間と絆の本当の意味を知ったハルナには、地球本部もダイルも同じ穴の狢でしかない。とかくボスがいない分、ハルナの男前ぶりが上がっているのが面白い。

今週のレイオニクスバトル〜VSフック星人〜

 フック星人が繰り出したドラコ相手に、エレキングで立ち向かうレイ。ゴモラに引き続き、エレキングも動きが軽快wwwww
 しかし、レイはレイオニクスの闘争本能に突き動かされているせいか、明らかに興奮している。ボスのミサイルの援護も「邪魔」扱いで……。
 フック星人に対しても、その興奮を引きずったまま生身アクションでタコ殴り! ちょwwwこれぞほんとの意味でのレイオニクスバトルwwwww
 しっかしこのフック星人、妙に気弱でレイオニクスに見えない不思議。レイブラッド星人もどういう意図でこいつをレイオニクスに選んだのか……。
 まぁ、「生命は多様性を好む」と言う言葉もあるように、色々なタイプをレイオニクスにしている、と言う事なのかも知れないが。

ペンドラゴン改

 ダイルを追ってきたペンドラゴンは、ペダン星の宇宙ドッグに拘束。そこで戦闘用に改造されてしまう。
 転送装置を失ったダイルの一方的な取引の結果である。が、ここでのクマノの一言で色々細かい所はどうでもよくなった感がある。
俺のペンドラゴンがー!」って、クマさんのじゃありません(笑)。律儀にオキがつっこんでるのにも吹いたw

ダイルの正体

 ダイルの正体は、五〇年後の未来から送られてきたレイオニクスハンターだった。
 レイオニクスのせいでペダン星は壊滅状態に陥り、その歴史を修正するため過去に送られたのが彼ら。第一期のキングジョーブラックも、レイオニクスハンターが送り込んだものだったらしい。
 この辺りの経緯は、コミックス版が詳しいのでそちらを参照。
 だが、それもレイオニクスを軍事利用しようとしたペダン星人が悪いのであって、いわば自業自得なのは言っちゃいけない真相であるw
 あまりにペダン星を愛しすぎている――愛国心ならぬ愛星心溢れすぎているこの男。戦意を失ったベムスターだってきっちりトドメをさすようなこの、初期のレイ以上に凶悪な男が、ハルナ達との交流を通じどう変化していくのだろうか。

今週のレイオニクスバトル〜VSガッツ星人

 リトラでボスの下から飛びたってしまったレイの前に再び現れるゴメス! そしてそのレイオニクスであるガッツ星人
 こいつもダイル同様、妙にゴメスを愛していて、ゴメスがやられた時には「俺のゴメスがー!」と頭を抱えていたほどである(笑)。
 しかしここで注目すべきは、レイの戦い方だろう。ゴメスと戦うゴモラが不利と見るや否や、リトラに援護させる! ちょwww二対一ですレイさんwwwww
 ある意味、主人公とは思えぬ非道な戦術だ。この場合、レイを攻めるべきか、はたまたガッツ星人が他の怪獣をモンスロードしない事を攻めるべきか。
 と言うか、このレイのある意味主人公らしからぬ戦術は、教師役のケイトがあまりにスパルタだったからとしか言いようが無いw
 怪獣のダメージがレイオニクスに帰って来る「本当のレイオニクスバトル」も発動していないので、フック星人やガッツ星人は、レイオニクスとして、そう強いわけではないのだろう。
 そう考えると、いかにレイがスパルタ教育を受けてきたかが分かるという物だ。ラスボスにゼットンは、あまりに無体です、お姉さん。

帰ってきた大怪獣バトルファイル

 今週の怪獣はドラコ! って、オキ、もうバイバイしてるのにまだ話してるw

次回は

 レイの眼に映った謎の光の正体は? そして、第三話にしてゼットン登場!?