39th sense.「夢幻泡影!サイコダイバーズ」
ストーリー
パンドラへと誘う兵部の拒絶した薫は、兵部から皆本が倒れた原因となった写真を渡される。そこから皆本の夢とつながった薫は、夢から逃れるため黒巻の作ったプログラムから抜け出すが……。
第一感想
『絶対可憐チルドレン』第三クール終了。
原作の「サイコダイバーズ」のエピソードと、アニメオリジナルの部分のつなぎがとても巧かった一話だった。
しかし、ブラック・ファントムの出番は原作では後一回しかないのだが……。あれはどうするんだろう?
以下感想。
誘惑の行方
薫をパンドラへ誘う兵部の目論見は、局長と葵達の介入。何より、兵部の自衛行動として葵を攻撃した事が最大の原因となって失敗する。
この辺り、何をやっても結局、兵部は現段階では薫をパンドラへ入れられない=未来を変えられないと観れば、ある意味で哀しい一幕。
アニメオリジナルパート
以前に守った大統領の機密情報を漏らさない代わりに、拘束している高レベルエスパーの解放を要求する兵部。パンドラの活動が海外へ広がっていく……と言う。
となると、四クールでは兵部大活躍!「荒野のエスパー」がアニメで登場?
そこに、ブラック・ファントムのユーリも登場。パンドラ相手に宣戦布告。彼女自身が深く関わってくるのは中学生編からだが……。どこまでアニメでは登場するかな?
救い
夢のプログラムの中の薫と約束を交わし、「ノーマルもエスパーも区別無く、人間として生きられたら未来は変えられる」と感じる皆本。
そんな皆本を「青い」と一蹴しながらも、一人の「兵部京介」として兵部は薫と接する事になった。
未来を変えたい。薫を幸せにする事で自分も救われたい。皆本と兵部、二人の立ち位置がくっきり出た今回のエピソードだった。
ED
EDが二番に……! でも、結局賢木って三番目なのか……。いや、それが何という訳でもなく、そう思っただけなのだった。