ヨミノアツロ『コードギアス 反攻のスザク(2)』

コードギアス 反攻のスザク 第2巻 (あすかコミックスDX)

コードギアス 反攻のスザク 第2巻 (あすかコミックスDX)

感想

 ランスロット仮面としてスザクを主人公として描いたコミカライズもついに完結!
 こちらもアニメに負けず劣らずのカオス展開で驚愕の連続だった。
 このコミカライズにおけるラスボスは、やはりシュナイゼル。しかし何物にも執着しなかったアニメのシュナイゼルとは違い、こちらはC.C.の持つ不老不死。そしてギアスを統べ世界征服をする、と言う恐ろしいキャラクターに!
 あのシュナイゼルが世界征服! 似合うような、似合わないような。しかし、ある意味シュナイゼルならやりかねないような。そのシュナイゼルに対抗するために、スザクとルルーシュが手を組む! と言うストーリーの流れになっている。
 そして、ラストはスザクがC.C.の代わりに不老不死となり、行方不明なる、と言うまさにスザクが主人公! ルルーシュにとっての王子様……♪ な展開に!
 しょ、正直スザクスキーの自分としてはアニメのラストもそうでしたが……正直、たまりませんッ(ヲイ)!
 ユーフェミアが登場しないのがこのコミカライズの特徴であるが、その分スザクの王子度とルルーシュの姫様度(笑)が強化されていて非常に楽しめた一冊だった。