第31話「カチカチキンに負けるな ドリルドーザー」

ストーリー

 レスキューマックスドリルドーザーの合体訓練中、R2に怪我を負わせてしまったR1。カチカチ菌で人々や物体が固まる超災害が発生するが、現場でR1はR2のいない穴を埋めようとするが、空回りしてしまうのだった。

第一感想

 やっぱり遅れた『レスキューフォース』感想。
 今回はネオテーラ名物(?)○○菌シリーズの再登場!
 相変わらず空恐ろしいものをヘリウムより軽いノリで行うネオテーラが怖いエピソードだった。
 以下感想。

ドリルドーザー

 今回登場する新合体パターン・ドリルドーザー。右肩にドリル。左肩にドーザーと、いかにも人型だから可能になった合体パターン。
 しかし単に強力な合体が登場するのではなく、そこで生じるトラブルを乗り越えて合体! と言う流れだからこそ熱い。そんな合体だった。

カチカチ菌の恐怖!

 人だけでは無く、物体まで固めてしまうカチカチキ菌。ネーミングがストレートでも気にしない(笑)。
 街一つを固めるばかりか、ズッケインを使ってさらに被害を拡大しようとするなど、マーエンの無邪気な恐ろしさにちょっと震えが走る(苦笑)。三馬鹿との会話からは、決してそんな雰囲気が漂ってこないだけに怖すぎる。
 レスキュースーツまで固めてしまうこのカチコチ菌。ネオテーラが本気でバイオハザードを画策したら、ほんともう、『ブラッディ・マンデイ』的な怖さしか感じないね!

思いやり

 固まった街に入院している恩師のため、川を泳ごうとまでする松村。訓練中の怪我のせいで出場できない響助は、彼との会話の中で「相手の気持ちに応える責任」=思いやりの大切さに気がつく。 
 怪我の原因は輝にある。しかしそれを責めず、あくまでいつも通り、輝に超災害で苦しむ人々のためにレスキューさせるため、怪我を押して現場に出場する。
 レスキューマックスの脚部の一件や、その他の事と言い、響助がいつもいつも素敵な先輩すぎるッ。
 スケボーで颯爽と現場へ向かう姿も、いかにも響助らしくてよかったなー。でもアクストまでスケボーだったのにはさすがに吹いたけどw

ズッケイン・ハードタイプ

 カチカチ菌の効果で装甲を硬化。さらに関節には固まらないワックスを塗ってある……と、何これ? 完璧なんですけど! な今週のズッケイン。
 でも、肝心のアタッチメントが如雨露ってアンタ(笑)。でもそれが逆に恐竜的なかっこよさにつながっているのだからズッケインは侮れない!

次回は

 寿里の祖父登場!?