GP-36「走輔...トワニ」

ストーリー

 走輔が死んだ。仇討ちに燃える六人だったが、ホロンデルタールの力を手にしたヨゴシュタインに敗北を喫する。さらにチェンジソウルまで奪われてしまい……。

第一感想

 よ、ヨゴシュタインがお亡くなりに……ッ!
 ヒラメキメデスに続いてヨゴシュタインまでも。これでガイアークの害地目の幹部級は全員いなくなってしまった……。最後は悪役に流れたとは言え、あの仲良し三幹部の一人がいなくなってしまうのは悲しいなぁ……。
 そして公式サイトでヒラメキメデス同様葬式の写真状態になっているヨゴシュタインを見てさらに泣ける。
 以下感想。

ヨゴシュタインの暴走

 ヒラメキメデスの死から、どこか歯車の噛み合いが悪くなったようなヨゴシュタイン。
 仲間よりも力。絆よりも一人。そんな風に流れていって、一度は元通り三人仲良くなったものの、ホロンデルタールと言う力を前に、再び個人主義に立ち戻ってしまった。
 ホロンデルタールのゼンマイを取り付け、パワーアップ。その力を取り込んで、ホロンデルタールに様付けも止めてしまった。まさに力に振り回され、自分自身を見失っている……と言うより、自我が肥大化している、と言うところか。
 最後にはヒラメキメデス同様、ゴーオンレッドに討たれたヨゴシュタイン。エンジェルワールドで、二人仲良くして下さい……。合掌。

正義ノミカタ

 走輔が死に、仇討ちと怒りと憎しみに燃えるゴーオンジャー
 パワーアップしたヨゴシュタインに敗北し、チェンジソウルを奪われ、「力」を無くした時、初めて「正義のヒーロー」として走輔が見せた「心」が見えるようになる……と言うのはお約束ながらよかったポイント。
 何だかんだで、走輔って主人公クラスの活躍をしてるんだよなぁ。いや、そりゃ「赤」だし(笑)。
 炎神にとっては最高の相棒。仲間から見れば最高のヒーロー。そんな走輔の存在感の大きさが、改めてよく分かる。
 それも、生身でのアクションの素晴らしさと、スピードルやハンドルブラスターで二丁拳銃と、常に走輔の無茶ぶりを皆が忘れず体現していたからだと思う。まさに「マッハ全開!」な大活躍だった。
 しかしこう書くと、どことはなしにロックオン(『機動戦士ガンダム00』より)を思い出す……。「狙い撃つぜ!」的な決め台詞があるのも同じだし(ヲイ)。 

復活の走輔

 死の世界から帰還する走輔。てっきりギャグっぽくまとめるのかと思いきや、意外や意外、本気でシリアスだった。
 死の世界に一歩ずつ歩いて行く走輔。そこから仲間の声を聞き取り、ここは自分の居場所では無いと背を向ける。死の世界へ取り込もうとする吸引力から必死で抵抗して……と、まさに赤にふさわしいかっこよさを見せつけるのだ。
 ちょ、本気で走輔がかっこよく見える! 美羽もそりゃやられるってもんよ、的な存在感を見せつけるのだった。

今週のゴーオンゼミナール

 エンジンオーG12の大きさに対抗する走輔達。それはちょっと……無謀すぎるw

ED

 今月からEDが七人仕様に!
 走輔達五人のダンスに加え、ゴーオンウイングス二人が追加。さらにデフォルメ炎神達は五体から一二体へと一気に増加!
 さらに賑やかに、楽しい事になって来た。

次回は

 ヨゴシュタインに勝利!……と思ったら、キシャモス達家出ー!? 一体何が?
 そして新武器も登場。