2nd season #04「戦う理由」
ストーリー
アレルヤとマリナを奪還した刹那達は、進路をアザディスタンへと向ける。その頃、アロウズはソレスタルビーイングを討つべく待ち構えていた。
第一感想
ライルゥゥゥゥゥゥ! 何やってるぅぅぅぅ!!
とは先週思った事だが、「比較されたらたまらんだろ」とのライルの言葉に、「あ、うん、まぁ、そうね……」と、怒りがしょぼしょぼしぼんでしまった(ヲイィィィ)。
確かにフェルトにキスは許されんよ! まさに「万死に値する」レベルだよ! 駆逐するぞこんちきしょう! ってな感じですよ!
だけど、ロックオン(実兄であるニールと)と比較されるのを嫌がる気持ちは確かに理解できるわけで……。
ってこれ思いっきりライルサイド(男側)の気持ちだよなぁ。ううむ。このもやもやした気持ち、どこへ持っていけばいいのかしら……(悩)。
以下感想。
アレルヤとマリーの出会い
アレルヤがマリーにどうしてあそこまで執着するのか……その理由が明らかになったエピソード。
機関にとってはあくまで実験だったろうが、名前をつけ、生きている事に対する感謝、と言う概念を教えたマリーは、アレルヤにとってまさに女神だったわけだ。
しかしそう言いながら、さらりとスメラギとは酒飲み仲間ポジションなのである。お、おのれアレルヤ(ヲイ)!
進路はアザディスタン
「今のCBは私情で動いている」とはアロウズのあの少佐の言だが、その通り過ぎて吹いたw
良くも悪くもせっちゃんがリーダーポジションなので、せっちゃんの言う事は聞いてしまうのだ。
これまでのように自分達にミッションを言いつけてくる奴もいない。自分達の判断で戦っているだけに、こういう事もあるのだろう。マリナをどうにかしたい、と言う思惑もあったのかも知れないが……。
二人は恋人なのですか?
速攻否定して吹いたwwwww
しかし二人はあくまで恋人とか、そういう甘い関係では無く、もうちょっとだけ殺伐としていながらも確固たる結びつきでつながった……ある意味で戦友めいた関係ではあるのでこの否定は当然である。
戦う理由
今回のエピソードでは、この「戦う理由」がクローズアップされた。特にCBサイドは、「憎まれても、戦争根絶のため戦う」と言う信念がより強化されイカしている。おやっさん、最高です!
刹那を初めとした各キャラクター達の戦う理由を箇条書きで。
刹那
「世界の歪みを未来のため破壊する」これが刹那の戦う理由。為政者として、ガンダムを降りる、と言うのは最後の最後までなさそうだなぁ……。
マリナ
「アザディスタンを立て直す」これがマリナの戦う理由。マスード・ラフマディーは死に、連邦に参加しなかったアザディスタンはまさに青息吐息。
と同時に、刹那をガンダムから降ろす、と言うのも理由の一つになっていきそうな気もするが……。
シーリン
「自分のやり方でアザディスタンを守る」これがシーリンの戦う理由。連邦に参加してもしなくても、アザディスタンは危ないと思った彼女が、カタロンとして連邦に反旗を翻す道を選んだようだ。
確かに、アザディスタンなんて加入されても旨味がない国なわけで……。そのために、ルールそのものを破壊する、と言うのは誰しもが連想する手段だろう。それでも、その方法は常に危険なわけだが。
水中戦
スメラギの戦術予報が冴えた一幕。相手側も巧かったが、相手の戦力をあまりに考え無さ過ぎたのが敗因。
ああいうのは嫌われるので、みんな注意しようね(何だお前は)。
それにしても、トランザムがああ言う形で登場したのは驚き。結構初めの方から使ってくるんだなぁ。
絶望ビリー
スメラギがCBメンバーであった事を知らされ、「利用された」「気持ちを踏みにじった」と怒りに燃えるビリーは、エイフマン教授の後を継ぎ、アロウズでMS開発に着手する事になる。
ここで言わせてもらうと、スメラギさんはビリーを騙していた事もちゃんと悪いとぐだぐだ引きずって、でも世界と向き合えなくてだからお酒に逃げ込む人なので、彼女自身はそんなに悪くはないだろう。むしろ悪いのは、エクシアでティエレンを切り裂くが如くばっさりと切って捨てたせっちゃんです(笑)。だから怒るなら、ミスターブシドーと一緒にせっちゃんを憎んで下さい。
それにしても、今後彼は疑似太陽炉搭載を前提にしたフラッグとかミスターブシドーに持って行ってあげそうだな(笑)。
次回は
アザディスタン炎上! 果たしてミスターブシドーとの第二ラウンドは!?