第28話「ダーエンの娘 マーエンなのダー」
ストーリー
AIダーエンも失い、充電もままならず市民に追い立てられるネオテーラ三幹部。ようやく辿り着いた基地で現れたのは、ダーエンの娘を名乗る謎のアンドロイド・マーエンだった。
その頃響助は、自分もレスキューマックスの頭になりたいと石黒隊長を困らせていて……。
第一感想
ようやくだよ! 『レスキューフォース』感想!
そんなわけで今回から新たな幹部、マーエンが登場。これがもう思いっきりわがままお嬢様をやっていて、三馬鹿やらダーエンやらAIダーエンやら見た後だと強烈なインパクトを残すキャラである。
声を担当するのは斎藤千和さん。何だか今期はよく見かけるなぁ……。たまたま?
それにしても、某熱血バトルアクション魔法少女アニメでレスキューやっていたのにこちらでは超災害とは……何だか不思議な話だ。
以下感想。
サブタイトルコール
ネオテーラだwwwww
迫害される三馬鹿達
AIダーエン亡き後、充電もままならず市民にまで好き勝手やられる三幹部。今までの悪行を鑑みればある意味当然の仕打ちなのだが、酷いと言えば酷い。
ああいう自称名も無き一般市民が集団で暴徒化する事こそが、災害よりも本当に怖い事ですよ! 本当に怖いのは、人間です(ヲイ)!
AIダーエンの最後の指示に従い、ようやく基地にたどり着いて充電する三幹部だったが……充電する所って口か、口なのかwwwww
あまりのフィット感に壮絶に吹いたwwwww
マーエンなのダー!
第三部から新たな幹部として三馬鹿を指揮し、超災害を引き起こす事になるマーエン。ダーエン(楕円)の娘だからマーエン(真円)そのまんまの頭部デザインにツインテール(あえてこちらで)フリフリのコスチュームにわがまま全開と、あのダーエンの娘とはある意味思えぬ壮絶なお嬢様キャラとしての登場!
正直、ダーエンの娘だとは思えないぶっとびキャラ。受け継いでるのは頭部と口癖の「ダー」ぐらいじゃん(実はダーエンは語尾に「ダー」ってつけるキャラだった)! また石黒隊長が見たらショックのあまりに寝込んでしまいそうなキャラクターである(苦笑)。
それもそもはず、そもダーエンに娘なんか残せるはずもなく。このマーエン、実はダーエンが様々な街の地下深くに設置したスーパーコンピューターが本体であり、ビジュアルは立体映像であるらしい。その割には、物理攻撃加えていたけれど(苦笑)、そこはまあ置いといて。丹精こめてダーエンが作ったのだから、娘も同然! と言うのが理屈らしい(AIダーエンの親戚、と言うマールの理屈が妙におかしい)。
ダーエンこと大淵が残した闇は、未だ吹き払われていなかった、と見ると、凄く哀しい存在でもあるマーエンだが……。
あの人魚の姿をした光が大淵を選んだ事は、恐ろしく的確なものだったのだと言う事を今更ながら痛感した。本当ならこのスーパーコンピューターも、何らかのレスキューのために作られたのかも知れないが……。
恐ろしくコメディちっくな部分の中に恐ろしい闇が潜んでいる。そんなネオテーラの恐怖を感じさせるマーエンなのだった。
壊滅的に超災害!
マーエンが幹部に変わった事で、超災害も新たな姿に変貌する。
カードリーダー型のクライシスメーカー、地下スパコンのサポート。さらにマーエンの「メガトンクライシス」の要請に対し、マーエンの「壊滅的に超災害しちゃんうだから!」で巨大メカ・ズッケインの登場。
……と、よりレスキューフォースに似た姿に。
大淵がいなくなった事で、逆にレスキューフォースに似た超災害となったのは、大きな皮肉だ。でもだからこそ、この「闇」に対し、大淵が残した「光」レスキューマックスの存在が光輝く。
しかし、ズッケインのCGは見事の一言。あんなに「いかにも」なシリンダーの動きで重機らしさを出しているのに、先端にひっついているのが巨大なU字磁石ってwww
ここらへんの外し方が『レスキューフォース』の魅力だ。これからもこの勢いでどしどしいって欲しい。
響助、レスキューマックスの弱点を発見す
響助が見つけた、その弱点とは……。脚部の待遇が最悪な事(笑)。ちょwwww響助wwwww
しかしそう言いたくなる気持ちも分かると言うもの。R1がその場の勢いで「レスキューキーック!」などとやろうものなら、脚部の響助はそれはそれはもう酷い事にwwwww
二人乗りになった事での、見落とされがちだが、実は果てしなく大切な問題なのだった。
二回に一回は頭になりたい! と言う切実な響助の願いを無視する石黒隊長が酷い(笑)。いや、ほんとそうだけど。こんな所で二体合体型の思わぬ弊害がw
レスキュー魂は一つ!
レスキューマックスは二足歩行と言う利点を活かし、四輪車などが入り込めない部分でのレスキューを行うレスキューロボット。
そして、対ズッケイン戦の切り札でもある。より凶悪さを増すネオテーラに対し、誰が頭だとか足だとか揉めてる場合じゃない! 俺達のレスキュー魂は一つだ! だからどんとこい! と凄〜く単純に解決してしまった今回の頭部/脚部論争。
この単純さがやっぱりこの作品のいい所。レスキューマックスが倒れかけたビルを支えているのをバックに、輝と響助がジャレていたりと、決して拘泥せずレスキューにまい進する、このさっぱり感が魅力的なのだった。
次回は
レイ+大型トラック=? で何が想像できるか、と言う話。何だか怖い結果しか想像できません(笑)!