GP-35「炎神ノキズナ」

ストーリー

 復活したホロンデルタールは街で暴れ始める。修理中のスピードル達に代わりキョウレツオーで戦う走輔だったが、ホロンデルタールの放つホロンデン波によってキョウレツオーが暴れ始めてしまう。

第一感想

 今週は破壊もシリアスも通常の三割増で放送な『ゴーオンジャー』。
 ホロンデルタールとの戦い、エンジンオーG12の登場、そしてラストの走輔の……。と、マッハで展開しすぎな一話だった。
 以下感想。

古代の顛末

 キシャモス達から改めて恐竜時代のホロンデルタールとの戦いの顛末が語られる。
 スピードル達と同様、ホロンデルタールを追ってダイナワールドにやって来たキシャモス達は自分達ごとホロンデルタールを封印。そのせいで化石となって現代まで眠っていたのだと言う。
 と、古代でも炎神は同じ事をやっていたようで。しかし、相棒(ドライバー)やら時間制限やらはどうしていたのだろうか? やはり古代炎神なので、現代炎神とは違い色々長持ちしたりするんだろうか? そりゃ恐竜を相棒にするわけにもいかないしw

ホロンデン波

 ホロンデルタールの能力ホロンデン波。これを浴びた機械や生物は同士討ちしてしまうのだ! と言う危険な力。しかし簡単な仕組みの機械と生物に限定されるようで、炎神や人間に効果はないらしい。
 しかしヨゴシュタインがゼンマイを強化したせいで、キョウレツオーまで操られてしまう。
「ホロンデルタール」のネーミングといい、「ホロンデン波」といい、『ゴーオンジャー』は相変わらずネーミングにセンスがありすぎるw

ゴーオンレッド対ヨゴシュタイン

 ヒラメキメデス戦死からこっち、常に危ういものが漂っていたヨゴシュタインがゴーオンレッドと一騎打ち! 一瞬の隙をついて、走輔の心臓にゼンマイを打ち込む事に成功する!
 ストーリーもすでに五分の三を消化して、実はもうラストも近い『ゴーオンジャー』。しかしここまでヨゴシュタインに死亡フラグが立つと違う意味で心配だ……。三大臣には最後まで生き残って欲しいのだが。

炎神ノキズナ

 サブタイトル通り、今週は炎神同士の絆がメイン。古代と現代。時を超えて融和する炎神達……ってクロスカウンター?! それで分かりあえてしまう炎神が頼もしすぎるw
 キシャモスの提案で、驚異の名乗り上げから炎神合体一二体。スーパー戦隊シリーズ初の一二体合体ロボ、エンジンオーG12が降臨!
 とりあえず、キシャモス達古代炎神三体の名乗りが字幕なのに吹いた(笑)。
 エンジンオーG12はこれがもう巨大すぎ! あのホロンデルタールがお子様状態。ただのキックやパンチがすでに必殺技レベルの強力さ! その巨大さから小回りが効きそうにないが、そこはゴローダーやら、時間制限やらで巧く強さを魅せている。
 何より登場メカ全部合体! と言う発想をやり遂げた所が凄い。両肩と両足は単にくっついているだけのように見えなくもないが(笑)。

走輔、死す!?

 ヨゴシュタインのゼンマイのせいで、走輔がブロンズ像に! まさかのレッド途中退場!?
 木を通り過ぎる所の、あの「区切り方」の演出が巧い。
 エンジンオーG12の登場が痛快だっただけに、この展開は驚きが過ぎる。対照的にヨゴシュタインはホロンデルタールのパーツでパワーアップ。驚愕の展開で次回に続く!

ガイアークゼミナール

 乗っ取るのは早ッ。フットワークがよすぎるwww
 と言うか、ヨゴシュタインがバロンて! バロンて(笑)。そんな本名だったのか!

次回は

 果たして走輔は甦るのか? と言うか、ヨゴシュタインに死亡フラグが……!