第34話「ノイズ・破壊の旋律」

今週の一九八六年

 音也が真夜とひたすらバイオリンを作り、ゆりは忸怩たる思いにうつむく。もうそれだけ。
 暗い……暗いぞ過去サイド!

失恋パーティ

 渡がこれまで築いてきた人間関係を総動員して失恋パーティ。ある意味これまでの苦労が違う方向で水の泡w
 あとそこの名護、学名ボタンむしり。そんなに満面の笑顔で失恋を喜ぶんじゃありません。

トライアングラー in 遊園地

「二人は僕のフエッスルなんだ!」
 と意味不明なフレーズを思いついた。いや、自分で言うのもなんだがほんと意味が分からない。
 太牙の上っ面を舐めるだけの慰めが、何と言うか、「キング」と言う立場に立つ者の傲慢さを感じたり。
 しかし、「回る乗り物」が苦手って……あれか。サガーク嫌われてる?

健吾・リターンズ

「健吾は実は東京出身」
 いや、そんな情報はいらない。
 しかし夢破れ、嶋の特訓を受けすっかりアレな事に……。このまま地獄兄弟ロードを突き進む事になるのだろうか。

神田の研究

 何だかんだ言って「他人のライフエナジーを吸収する」と言うファンガイアがいつもやっている事を科学でやろうとする研究か。しかしファンガイアを拘束して同族を狩らせている、と言うのは人間こそ真の化け物、と言われているようでバツが悪い。
 太牙が見逃していた研究がファンガイアを脅かしている……。と、実はキングの大失態状態なのであった。
 それにしても、神田も青空の会出身とは……。青空の会、恐ろしいな!

壊れたブラッディ・ローズ

 落ち込んだ渡の感情に呼応するように壊れてしまうブラッディ・ローズ。
 これに関わらず、キャッスルドランしかりタツロットしかり、渡の感情が影響を及ぼすものって意外と多い。それだけ、渡が特別な存在と言う証左なのだろうか。

ビショップ

 ビショップがスワローテイルファンガイアとしての姿をあらわにし、渡に襲いかかる。
 それにしても、渡への聞き方がえらくストレートだ。深央の事やら太牙の事やら、色々あってビショップもいい加減キレてしまったのかも知れない。いやもうほんと、お疲れ様です。

次回は

 右目を喪った真夜と、深央の邂逅。さらにキバ・エンペラーフォーム飛翔態の登場など、見逃せない展開に!