第30話「開演vib.キバの正体」
一九八六年。
ルークを倒そうとするゆりを欺き、ルークを追う音也と次狼達。ついにルークを見つけ出した四人だったが、ルークの圧倒的な強さの前に敗れ去ってしまう。
二〇〇八年。
実家に連れ帰ろうとする光秀に手を焼く恵。勝手に辞表まで出されてしまうが、恵がルークを倒そうとする気持には揺るぎがない。一方、名護は渡の正体を確かめようとするが……。
第一感想
正式な『ゴーオンジャー』感想はまた後日に。でもあれは思いっきり『相棒』です。本当にありがとうございました(笑)。
キバの正体バレ、ルークとの決着間近など、ストーリーが動きだしてきて面白くなってきた。
以下感想。
ゆりの幸せ
ついに同棲までしたと言うのに、その幸せを自分で捨てるゆり。ルークを倒して、母親の敵を討たないと「幸せになれない」と思い込んでいる。
恵の記憶の中のゆりは幸せそうであったので、ルークを自分の手で倒したのか(現代では生きているので眠りにつかせた？)、はたまたそんな思い込みを払しょくする事が出来たのか。
その思い込みから脱出する事が、少なくともゆりの幸せに確実につながっていく事だろう。そしてそうなるように裏で骨を折っている音也や次狼が「ああ」なのに凄く男前(笑)。
馬鹿な男達
いや、本当はかっこいい。かっこいいのだけれども、どうして連中はああいう形でしかそのかっこよさを表現できないのだろうか。あの一九八六サイドの男共はw
音也と次狼は、ゆりのために一芝居打つ。でもその後の、あの白衣とおばあちゃん変装は何だwwww
その後「身を引いた」だのなんだの再び大人気ない喧嘩。もう、こいつら親友じゃんw
そして力のルーク変装が適当すぎて腹筋痙攣したwwww
「るーく」って！ ちゅーりっぷって！ 本家本元のフランケンシュタインの怪物はもうちょっと頭がよかったぞ(笑)！？
対決！ルーク対連合軍
ついにルークと音也イクサ、次郎、ラモン、力等モンスターズ連合軍の戦いが始まった。
だが、ルークの強さは圧倒的！ 一対四でもまったく敵わない！ 一九八六年のイクサの性能何かを考慮しても、ルークの強さは圧倒的だ。
考えて見れば、徹頭徹尾「強い！」と思わせたファンガイアの初めの一人がルークなわけで、それがそんな簡単にやられるはずもない。チェックメイトフォー関係者は、総じて強さの表現が巧いよなぁ。ちゃんとこいつら特別！ と思わせてくれる。他の一般ファンガイアと来たら……。いや、言うまい。
「キングって何だ？」
あまりにファンガイア関連に無知な渡に吹いた。
もうちょっと渡はバイオリン制作や深央の事以外にも、キバやファンガイアの事にも興味を向けて下さい。あとキバットもそこら辺教育して！ チケットを渡す時のシミュレーションを手伝ってるだけじゃなくて！
嶋の素敵な二枚舌
「金は貰う」「恵の事はうやむやにする」から恵の事を「本気で」うやむやにした嶋が鬼畜だ。
健吾の転落
健吾は怪我のせいでギターが以前のように弾けない指になってしまった。手術をすればギターは弾けないまでも生活に支障は無いと言うが、当然健吾は納得できるはずもない。
それを言い出せなかった渡を健吾は責め、ついに「絶交」などと言い出してしまう。
普段から何も考えず勢いで言ってしまう健吾なので「絶交」ってのもそう真面目に考えなくてもいいかも知れないが、今回は事が事だけに本気の匂いだ。このまま音楽を離れ、健吾はどう生きていくのか。
渡から名護に流れていた事で、ファンガイアに対しより強硬な姿勢をとってしまうのかも知れない。
師匠の名護は、初恋の女(ひと)の子どもが渡＝キバと言う事を知ってしまったので、キバを殺す、なんて強硬姿勢は取り辛くなるかも知れない(?)し……。ここら辺、どろどろだなぁ。
お風呂in名護
頭のヤツに吹いたwwww
そしてお風呂上りの飾らない名護に大爆笑。扇風機ッ。
ライダーアクション
キバ対ルーク
エンペラーフォームともほぼ互角に戦うルークがさすが。これまでは何だかんだで一方的にファンガイアを倒してきたエンペラーフォームだけに、さすがに見ごたえがある。
皮肉な運命
ビショップ曰く、キバ＝渡とクイーン＝深央が愛し合うのは「皮肉な運命」であると言う。これはまさに「さもありなん」と言う奴で、渡は前クイーン真夜と音也の子ども。身にまとうのはファンガイアのキングの鎧・キバ。しかし本人はそんな事一切知らない。
一方の深央はクイーンとしてキング＝太牙と結ばれる運命にあって……。
『仮面ライダーキバ』前半は音也がメインとなる過去編の方に比重が置かれていたように感じていたが、後半は渡/深央/太牙の三人の現代編に比重が置かれそうだ。
……静香はきっと、「お母さん」ポジでほどよく活躍w
次回は
麻生母娘、劇場版に続いて変身！？
