ファイル04「武蔵野すみれいろどき」

 DK製薬会長である桂川に、アポもなく車で突撃していく涼子。一度は断られたものの、「54121」と言う数字をつぶやくと面会を許可される。この数字は八年前からDK製薬が機密に進めていた細胞実験のプロジェクトナンバーだった。桂川は涼子に負けを認め、すべてのデータと人口細胞を引き渡したが……。

第一感想

薬師寺涼子の怪奇事件簿』シリーズで、初めての後味の悪い? と言うかやりきれないものが残ったエピソードだったかも……。
 普段はお涼が気持ちよく爽快に終わらせるがメインなので、ある意味コレもアニメならでは、なのかも知れない。
 以下感想。

今回のお涼様の無茶ぶり

 車で家に突撃。ま、まさに悪夢だ……!

デリカシーの無い泉田

 今回も記憶力だの前置きが長いだの、色々お涼様にいじめられていた泉田。
 しかし後者の前置きが長い〜っての言うのは、あれはお涼様の前で由紀子の話をしたから……でいいのだろうか?

モンスター

 いつもは退治されて当然! のモンスターであるが、今週は話が別。
 人間と染色体が似通っているのを利用し、人間が人工授精で現代に生み出した、生まれるはずの無い生き物だったのだから。
 チンパンジーと人間のDNAの差異は約1.23%。たったそれだけの違いでこれだけ違うのだから、あの異形の姿も、ある意味納得だろう。結局、あれが何なのかは分からなかったが……。ルーマニアつながりで吸血鬼かと思ったけど。

ED

 今更気がついたが、EDは一話ごとに違うものなのか……。ストーリーのカラーに合わせたセレクトが巧いな。

次回は

 今回の予告はレオコン・岸本。と言うか、予告をしろっ!