EPISODE・11
マナミとアヤカを拉致したキトーはサラを連れてゴミ処理施設へ来るように連絡してきた。この取引に応じるシュウ。だがキトーは、研究室の上の書く処理施設を使って街全域を消滅させてしまおうと考えていた。
第一感想
キリエ、死亡。
お約束通り報われない死を迎えてしまい、何だか哀れに感じてしまった。それにしても、キトーが本気で悪役だ。多分最後は食われて死亡。
以下感想。
初めて優位に立ったシュウ
人質に立ったアヤマナ。キトー側についた先生。ポリリンの助けは無い。ネガティブ要素満載だが、逆にシュウは精神的に優位に立っている。
キトーサイドも研究室を引き払わなければならない、人質を取らなきゃいけない、とゴタゴタしているだけに、決して不利なだけではない。
しかしそれ以上に、シュウが精神的優位に立っているのが一番だろう。今までは決して人に深く関わろうとしなかったシュウだけに、一度覚悟を決めた時には強い。サラと関わる事で、警察官時代にもできなかったものを手にしている。
兵隊達
これまで権力者の犬状態だった警察も、ローレンスとスワの動きでキトーを追い詰める正義の兵隊に! スワの娘の事を切り出すと、ローレンスの老獪さが際立つ。それもソフィアやJJの事を思っての事で、誰も彼も必死でやっている事が分かる。
伏兵達
取引の鍵となったのは、横から飛びかかってきたキューちゃん! 実はキッチリ「正義の味方」だった先生! そしてコスプレじゃないよ! 本物だよなモニカ!
お約束過ぎるくらいお約束ながら、それが逆に素敵な連中だ。
暴走
真の姿を表したBW-α。しかしその姿は……これは、ザリガニ(笑)?! 思いっきり甲殻類なんですけど……これ美しいか? まぁマッド科学者の美的センスは常人とかけ離れているものだが。
しかしここでもお約束。暴走したBW-αは敵味方の区別無くガラスに変えたり変えなかったりして殺害していく。
攻撃してもすぐさま再生してしまうBW-αを倒す方法が、サラの血液にあった。サラの血とBW-αの血液は反発しあい、化学反応を起こして再生をとめてしまう。
それを知り、BW-αに取り付きシュウに撃たせようとするサラ。そして、シュウも引き金を引く。果たして銃弾の行く先は!?
次回は
ついに最終話。シュウとアキラの会話の謎とは!?