長谷川裕一『マップス ネクストシート SHEET3』
- 作者: 長谷川裕一
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2008/02/12
- メディア: コミック
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以下感想。
ストーリー
前作『マップス』で主人公達が散々苦戦させられた伝承族をあっさり倒してその能力の高さを証明したエラルード。しかしそこでやられたら長谷川作品の名がすたる! 主人公お得意(?)のハッタリ交渉で二秒だけ時間を引き延ばし、そこに現れる救援! ガッハキター!
相変わらずのメロンボディにニヒルなヒールっぷりがたまらない。ついでにデニー、レニーのリープタイプ姉妹も現れて、エラルードに戦いを挑む。
しかし伝承族をも倒したエラルード相手ではデニー、レニーでも敵わない。理解を超える戦場の中で、逃げるべきか戦うべきか。やけっぱちになりながら、しかし必死で頭を働かせるのが主人公。
恒星一つをエネルギー源にするという脅威のネクシート号のスペックでエラルードを退け、ゾミニカの首を戦利品に後日談。
宇宙最高の秘宝を示すコンパスは、伝承族がらみのもの。それを手に入れた者は新帝ブゥアーの後継者になれる。と言う事が明らかになり第三巻は終了。
秘宝はブゥアー?
やはり秘宝は伝承族、しかもブゥアー絡みか……。また、後継者になったものは、他者の文明を甦らせる事もできる、との事。ブゥアーは宇宙の誕生から滅びまで丸ごと記憶するという生体記憶装置。しかしブゥアーは前作で滅びたので、新たなブゥアー、あるいはバックアップ的なものが秘宝=ズザンガディクスか?
やっぱり後半になると、十の魔物が敵になるんだろうなぁ。ゲンとリプミラに出てこられたら、七勇太とミュズでは勝負にならないのは目に見えているがどうするのやら……。