『天元突破? プリキュア5 GoGo!』ラストの方

 調子悪い時に妄想したものが元になっているせいか、いまいちキレがないが発表。
 とりあえず設定としては、

 キュアローズガーデンへと向かったプリキュア達を追っていったブンビーさん。
 しかし! フローラの使う「多次元薔薇園迷宮」に迷い込み、ブンビーさんは脳内で展開する悪夢に囚われ動けなくなってしまう。だが、そこに現れたのは……? 

 ってな感じで。
 あれ? フローラさんどこの反螺旋族
 今回は若干脚本風味。足りない所は山ほどありますが、そこは皆さんの螺旋力or妄想力で乗り切って下さい。螺旋の戦士と言うか、企業の戦士的な風味で。
 なお、実在の企業、キャラクターとは以下略なパロパロな内容+プリキュア成分0%なのでご注意をば。

天元突破? プリキュア5 GoGo!』第26話「行くぜ、同僚」

 以下パロパロパロパロ〜。

     土下座してネバタコスに謝る偽スコルプとブンビー
スコルプ「どうした、ブンビー」
ブンビー「あ……」    
     見上げると、そこには本物のスコルプが立っている。
スコルプ「失くしたのか? 仕事」
ブンビー「スコルプさんが、もう一人?」
スコルプ「馬鹿!エターナルに名高き名社員スコルプがそう何人もいてたまるものか」
ブンビー「あ、いやでも、二人いますし……」
     謝る偽スコルプとスコルプを見比べる。
スコルプ「その通り! 好きな方を選べ」
ブンビー「そんな無茶苦茶な!」
スコルプ「忘れたのか。私の同僚はお前なんだ。私のエターナル生活に同僚をくれたのはお前なんだ。
     お前の仕事は、その辺のルーティンワークと違うはずだ。お前の仕事はここだ。いつまでもこんな所でうだうだしてるんじゃない。
     お前の仕事は何のためにある?」
ブンビー「スコルプさん、なんですか……?」
偽スコルプ「何やってるんだお前も謝れ! 下向いてやりすごせばなんとかなる! 下を向いてやりすごせばいいんだよ!」
ブンビー「私の……私の仕事は……ローンを返す仕事だぁ〜!」
     もう一人のスコルプを殴り飛ばして
    「仕事は……仕事は私の人生だ……!」 
     薔薇園が破れ、道が開ける。
スコルプ「いけ、ブンビー。『もし』とか『たら』とか『れば』とか、そんな思いに惑わされるな。自分が選んだ一つの仕事が、お前の仕事の真実だ。」
ブンビー「ええ、そうですね。その通りです」
スコルプ「忘れるな、私の仕事もそこにある仕事だ」
ブンビー「スコルプさん……」
スコルプ「私だけじゃない。これまで散ったホシイナーもな」
     背後でこれまでやられたホシイナーが笑っている。
ブンビー「いつの間にか、立派になったな、ブンビー」
スコルプ「いやぁ、そんな事……」
     照れるブンビー。笑い合ってから、一瞬沈黙。
ブンビー「行きます、スコルプさん」
スコルプ「今度こそ、ほんとに『さらば』だ。行けよ、ブンビー」
ブンビー「『さらば』じゃない。一緒でしょ!?」
スコルプ「……ああ!」
     黄色の光になって空へ上っていくブンビー。変身しながら。
ブンビー「行くぜ、同僚!」

次回予告

巡る社会のその果ての、黒く輝く小さな会社の、小さな男の大きな話。語り尽くせば日がまた昇る。
次回、最終回。
「同僚達はすべて星」