『Power Rangers Jungle Fury』感想その4「マスター登場その2〜Carnisoar, the Sky Overlord」
アメリカ版『獣拳戦隊ゲキレンジャー』『Power Rangers Jungle Fury』感想その4。
動物師匠登場編第二弾。今回登場する師匠は、空の拳魔カタに相当するキャラクターCarnisoar, the Sky Overlord。
対応するエピソードは修行その13「シンシン!精霊の舞」修行その14「ネツネツ!技を捨てろ」。
以下感想。
Carnisoar, the Sky Overlord
Carnisoarが名前。日本版の「空の拳魔」に相当するのが「Sky Overlord」。おお、ネーミングがかっこいい(笑)。
こちらは悪役だからと言う事か、Rangers側の師匠達のように役者ではなく、着ぐるみで演じられている。拳魔達は最後の最後までその素顔が明らかにならなかったキャラクターなので、逆に嬉しくもある。
特徴
日本版とは違い、印象に残ったのが高笑い。「HAHAHAHAHAHAHAHAHA!」と、とにかく甲高い声で高笑いしているのだ。
「何が楽しいんだ?」と言わんばかりに高笑う。見返せばそう何度も高笑いしていないのだろうが、とにかく高笑いが印象に残るキャラクターだった。
能力
本家同様、ダイ・シに悪夢を見せる能力は変わらず。
しかし、『Power Rangers Jungle Fury』におけるダイ・シとはジャロードと言うキャラクターに宿った悪霊のような存在なので、むしろ悪夢を見せられるのはこのジャロードだった。いじめられていた自分が、いじめっこを暴力で打ち負かす事。それを肯定させる事によって、さらに力を引き出させた。
ただそのプロセスは違う。日本版では、結果として悪夢を打ち破る事で理央がカタに勝利するが『Power Rangers Jungle Fury』のダイ・シはCarnisoarに打ち勝つ事でこの悪夢を見せられた、と言う事になっている。
ちょっとプロセスを変えるだけで、理央とダイ・シ、二人のかっこよさがこんなに違うのだなぁとちょっと感心したキャラである。理央は「最初からかっこいい」が、ダイ・シは「時々かっこいい」キャラなのだ(ヲイ)。
もちろんあの二人もいるよ!
カタの親衛隊としてルーツとラスカの二人がいたように、それに相当するキャラクター、CardenとBai Laiが登場する。
この二人は日本版本編同様空中戦でRangersを苦しめ、後に新たな力を習得したRangersに敗北する。しかし、ルーツに相当するCardenはやはり一度生き残りリベンジにやって来るが、特に見せ場も無く敗北する(笑)。こ、鼓動戻しはどこ行ったwwwww
次回は
バット・リーに相当する師匠、Master Swoopが登場!