第13話「悪夢のメルヘン世界!」

 一人でいるシロップにケーキの差し入れにやって来たのぞみとココ。しかしエターナルの新たな刺客・シビレッタの作り出したメルヘン世界に三人は連れされられてしまう。

第一感想

 あ、のぞみがナチュラルにココと二人でいる(そんな感想かい)。
 こんなごくごく自然に二人で来られたら、そりゃシロップだってツンツンするよ。もはや割り込むスキなんてどこにも見当たらないと言うか、行ってみても思いっきりシロップが当て馬(以下略)。 
 以下感想。

シロップが心を開く日は

 今回明かされたシロップの過去。いつの間にかパルミエ王国の門の前にいた、と言う事しか覚えていなかったシロップ。自分の記憶を知る唯一の手がかりはキュアローズガーデンだけ。そこにたどり着くために、かつてはエターナルにも所属して運び屋をしていた。
「自分は誰とも違う」「居場所がない」
 そんなコンプレックスのせいでどこにも馴染めなかったシロップ。プリキュア側でもエターナル側でも、キュアローズガーデンに行けるならどちらでも構わないのではないか? と胸の内をシビレッタに指摘され動揺する。
 しかしシビレッタがピノキオの話で揶揄したように、操り人形になってエターナルに操られるのと、自分の意思で行くのとではやはり圧倒的に違うはず。
 そしてその意思をのぞみ達に自分の言葉で言う事が出来た時がシロップが心を開いて本当の意味で仲間になる時、なのだろう。 

新たな幹部

 永遠に保管する、と言うエターナルに新たな幹部・シビレッタが登場。「一線を退いた」と言うだけあって老婆の姿であるが、毒キノコ(痺れ、から?)をモチーフにした姿は宮崎作品に登場する老婆もかくやの怪しいイメージ。
 しかしシビレッタの事をアナコンディは反目しているようでもある。また館長に対しても心酔しているようでもあり、何かしら野心を持っているようでもありで、アナコンディの動向はこれから楽しみだ。
 あ、そう言えば館長に心当たりがあると思ったらあれだ、『新ビックリマン』のディオ・コッキーだ。あれも泥棒だったしw

くるみの舞台裏

「どう登場しようかしら?」「謎のヒロイン」「おいしい所で活躍」
 嗚呼、今までのミルキィローズ/美々野くるみのミステリアスクールビューティーのイメージが音を立ててガラガラ崩壊wwwww
 今までそんな事考えてヒロインやって来てたのねー(苦笑)。
 その思考回路、表情、それはどれをとってもあのぬいぐるみで……。あ、やっぱりそうだったのかー。どこかでは「耳だけが分離」「実はパパイヤ」など憶測も飛び交ったが、これで確定か?

次回は

 ついにミルキィローズの正体バレ!?