EPISODE・03

 行方不明になった高校の先輩・ヨーコを探して欲しいと依頼を受けたアヤカ。初めての人探しなだけに張り切るが、その熱意は空回ってばかり。一方シュウは、ポリリンの依頼でゴミ処理施設の地下を探っていた。

第一感想

 マナミ、思春期。
「探偵」と言う言葉に憧れて熱意が空回りに空回って、アヤカとの喧嘩にまで発展してしまう。「街に馴染んでいない」のがマナミだが、逆に「街に馴染んでいる」のがアヤカだ。
 何と言うか、自分でやるよりもしかるべき人や金に頼めば、自分の欲しいものはちゃんと手に入る。個人の熱意よりも、そういうアンダーグラウンドのものの方が信用できるし手っ取り早い、と言う印象を受ける。二人は同じシュウの押しかけ助手だが、アヤカは家庭や学校からドロップアウトした末の押しかけなのだから、マナミとは重みも意味も違う。
 事務所の誰よりも先駆けて、サラ=ガラス女だと知ったアヤカ。サラを守ろうとするマナミとは何だか一悶着ありそうだ。
 以下感想。

恐るべきポリリン

 街中の監視カメラを自在に操り、アキラをがっつり盗撮するポリリン。オマケに「お上と契約した」と、只者ではない気配だ。
 六角精児氏の愚痴の言い方だとかを聞くに、さっぱりそう思えない人臭さからはさっぱりそうは思えないけどw

敵も呆れる女巡り?

 地下施設に監視カメラがあると知り、ソフィアを逃がすため一夜を共にするシュウ。それからはサラに相手を近づけさせないためにさらに女巡り。キリエも思わず呆れるシュウの手腕に吹いたwww

ルール

 シュウ達にも、そして人体実験を繰り返すようなキトーにも守るべき街のルールが存在する。それらを守る事で保たれる秩序もある。お互いに非合法な立場にありながら、街の秩序を守っている――と言うのは、何と言うか皮肉な一幕。こんなところもハードボイルドが。

次回は

 あ、先生もクリブレって略すのねw
 ちらっと先生がただのエロ医者で無い事も明らかに?