『灼眼のシャナII』第23話「危難の胎動」
零時迷子を奪われ、周囲から孤立した悠二。封絶のような卵の中では、今まさにバル・マスケの大命が成就しようとしていた。シャナ、ヴィルヘルミナ、マージョリーの三人は内部の様子もわからぬまま突入を試みるが……。
最終話一歩前と言う事で、ネタばらし&バル・マスケサイド戦闘メンバー全員登場!
特に今回も、教授がやったらめったら弾けてらっしゃるッ。と言うか、弾けすぎて何を言っているのか聞こえないです、教授ー(ぇー)!
以下感想。
バル・マスケの掲げる大命
今回のエピソードは、バル・マスケサイド大攻勢!
そんなわけで、ようやくこれまで小出しにしていた謎が色々と明らかになっていく。が、教授の弾けたシャウト、それ自体にほうっと魅了されているうちに、「考える人」みたいなのが出てきて、何がどうなのか色々判らなかった(ヲイ)。
ともかく判ったのは、零時迷子と、そして第一期の存在の泉が動力源となる事。銀と、そして近衛史菜は、感情を収集する機能を持ってバル・マスケから送り出されたものである事。そしてそれは、教授達が作ったものの頭脳となり、紅世の住人である徒を悠二達の世界でも生み出せるようになる装置を制御する……でいいのだろうか?
とにかくそのための過程で、ヨーハンとフィレス達はサブラクに襲われ、感情収集の過程でマージョリーはフレイムヘイズになった……と、まさに悪役やっているバル・マスケだ。
おまけに、ここぞとばかりにベルペオルもシュドナイもヒールをやっているのが心憎い。
悠二、シャナ、吉田さんそれぞれ
時計塔の内外、さらに言うなら普通の人間とフレイムヘイズの世界に分断されている三人。
悠二は零時迷子を奪われ、存在の力を消費する身であっても、自分にできる事をするために時計塔の中に突入。警備のびっくりどっきりメカ的ドミノ相手に、力を使いながら上を目指す。
その姿勢は、シャナと共に戦っている姿であり、シャナはそのために悠二を助け出したい。
しかし吉田さんは、ヒラルダを通じてヨーハンの言葉を伝えただけで、そこからは何も出来ない。それは佐藤も同様で、普通の人間にはそこまで、と言う事なのかも知れないが……。どう見ても、吉田さんは外野扱い。
もし「対決」し直しても、悠二がシャナを選ぶのは容易に想像できてしまい……。ヒラルダを使う時が、やはり吉田さんには来てしまうのか。カムシンさん、来るなら今ですよ!
姐さんヴィルヘルミナ
今週は、「姐さん」としてのヴィルヘルミナの魅力炸裂!
佐藤に対するねぎらいや、自ら先陣を切る潔さ……まさに姐さん。シュドナイにやられ血まみれになってしまったが……次回には大いなる復活に期待!
継続するクオリティ
先々週、先週と続いて、作画やアクションのクオリティが高くて逆に焦る。EDも続いているし、何だか興奮しすぎて逆に怖い。
次回の放送時間
次回はついに最終話! しかし放送時間は午前00:50〜と時間変更だから、皆さん気をつけて!