『MAGISTER NEGI MAGI 魔法先生ネギま!』第22話「アルヨ・ノ・デキゴト」

 結界の中に閉じ込められ、タイムリミットである三日目の夜のできごとを描いたのが今週のエピソード。
 学校暮らしの中で生徒達がほどよく煮詰まってきた頃(いいんちょの沸騰の仕方が素敵w)、風香が楓の事を夢に見て、夢遊病者のようにふらふらと外へ。その結果、結界に弾かれて昏睡状態に。
 段々強くなっている結界の力に、いよいよネギの立場も追い詰められてくる。ついに今回は「ネギが学校に来たからこんな事に……」などと言う意見まで出てくる始末。
 そんな風香を助けるために、木乃香がネギと仮契約。この時のかけ声や呪文がやたら淀みなくて感嘆。しかし、ネギが明日菜に迷惑をかけたくないし、他にも仮契約した人はいるから、と言う言い方のせいで、ネギと明日菜の関係はぎくしゃくしたものに。
 それを背に、結界をどうにかできる可能性がある呪文を持って、一人ネギは世界樹の下へ向かう。
 そんなネギを表で支えるのどかや木乃香はもとより、影でネギをさりげなく支えるエヴァがおいしいなぁ。前から事件の犯人(のように見える)超を暗闘をくり広げたりと、実は最年長キャラの貫禄が遺憾無く発揮されている。
 それにしても、今週の超は実に悪役。風香が回復して面白くない、と言う顔が恐ろしく怖かった。これで実は犯人じゃ無かったら、自分はとんだピエロだなぁ。