第3話「英雄・パーフェクトハンター」

 一九八六年。
 ハンター組織のリーダー・嶋は音也を組織にスカウトしようとする。しかし、音也はプラベートで問題を起こしっぱなし……。気まま自侭に街を遊びまわっていた。
 二〇〇八年。
 渡を弁護士・綾が訪れる。渡は彼女からは尊敬する父・音也が起こした問題で多くの人々が破滅した事実を知ってショックを受ける。




 音也がアホすぎて吹いたwwwwww
 次々に女性に声をかけ、振ってはまた次の女に。他人に適当なアドバイスで店を作らせ、カジノの負けをバイオリン演奏でごまかすと、アホすぎて笑いっぱなし。もういいよ、お前はそのままで。
 しかし結局、音也は好き勝手生きているだけで、それで酷い目にあったというのは随分的外れな考え。そもそも音也についていった女は自分の男にトドメをさしていたし、店が潰れたなんて、半分は金を出した本人のせいだろうに。
 ……まぁ、自称十億円のバイオリン演奏だけは、その……。アップ以外は左手を映すのは勘弁していただきたい。せめて、もうちょっと上手くなってからにしないと、素人だって傍目にも明らかで……。
 そんな音也。これまで一貫しているのは、お馬鹿な言動と女性関係か。特に後者は顕著。「俺の女神」「運命の女」だの、片端から声をかける。渡を産む事になる女性との出会いが描かれるのが過去パートの一つの目的なのだろうが、その女性は随分盲目的に音也を愛した女性のようだ(笑)。 
 もしくは、その女性の前だけ音也の性格が変わったりしてw




 母から聞かされた父親像からあまりにかけ離れた父親の真実の姿に、茫然自失となる渡。そのショックは長く尾を引いて、ファンガイアまで取り逃がしてしまう。
 その反動で、賞金稼ぎである名護の事を「父さん」認定。凄え……自分の父親を捨てやがった(『ウルトラマンメビウス』のリュウっぽく)!
 この世アレルギーだの、バイオリンだの、理想の父親だの、「綺麗」で「高潔」なものを追い求める傾向のある渡。しかしそれが一度自分の求めるものと違うとすれば、さっくり捨ててしまう。ある意味で、無自覚に冷酷な少年の姿が明らかになる。
 今週のお風呂シーンはキバットオンリー。つまり、今週の渡は汚れたまま、と言うわけか。
 次回はついにザンキさん(松田賢二氏)が登場!