『コードギアス 反逆のルルーシュ』stage 13「シャーリー と 銃口」

 関西地区で再放送している『コードギアス 反逆のルルーシュ』第一期。最後の方をこの時間帯でやって大丈夫なのだろうか……と余計な心配をしないでもない。
『SEED』『SEED DESTINY』シリーズも残酷シーンが多い作品なれど、あれは舞台が宇宙とか海外とか擬似日本だったりで、はっきり「日本」と明言されていなかったのでまだ安心でしたが、こっちは……。
 そんなものをこんな所で憂いていても仕方が無いので以下略。
 再放送をきっかけに、未視聴だったエピソードの感想を上げる事に。と言っても、未視聴エピソードってコレしかないのだけれど……。
 以下感想。



 stage 12のナリタ戦でルルーシュが使用した作戦、土砂崩れに巻き込まれて死んでしまったシャーリーの父。
 彼の死、すなわち、自分の行動の結果、他者を殺してしまう=今までの自分は間違っているのではないか? と言う事を改めて自問するルルーシュ達キャラクターの懊悩を描いたエピソード。
 ルルーシュはC.C.に覚悟を問われ、「母の仇」「ナナリーの居場所」を確保するため、改めて修羅の道を歩む。一方でカレンも、シャーリーの悲しみを目の当たりにしながら、やはり黒の騎士団として戦う事を改めて誓う。
 シャーリーはヴィレッタからルルーシュ=ゼロの疑惑を知り、ついにルルーシュ=ゼロと言う事実を知ってしまう。
 特にルルーシュ、カレンらに比べ、やはりシャーリーの悲しみは重い。父の死はもとより、ルルーシュにキスしてもらった事が「間違った事」だと思っているだけに、ルルーシュへの疑惑への罪悪感がより重く感じられる。
 一方で、余計な事を、と思わないでもないスザクも、やはり同じ「日本人の殲滅」と言う踏み絵が試練となって襲いかかる。
 個人的意見を言うと、やはり『コードギアス』世界内ではスザクが好きだなぁ、と言う自分の好みをはっきりと再確認した。闇の中でひとりニヤリとしているルルーシュよりも、闇に向かって語りかけているカレンよりも、最前線に立って同族殺しに身を焼くスザクの方が、より「おいしい」ではないか。
 ……って、自分はどんなだよw
 そうです、自分、『仮面ライダー』とか大好きです。特に、初期コミックの方が。TVの中で派手な格好をしている男臭い伊達男は、本郷猛ではありません。同姓同名の別人です(ぇー)。




 さて、今回情報を売って、そのまま黒の騎士団入りしてしまうディートハルト。「カオスの権化だ!」何て訳の分からない事言うゼロ大好き人間なわけだが、今回一番笑ったのはその走り方。何だあのハイテンションなダッシュはwwwww
 腹筋痙攣とはまさにあの事。




 今回からと言えば『解読不能』も今回からだけど、これは音楽の罪と言うよりも、OPアニメの罪だろう。安易にOP変更させる方も方だけど、あのアニメも無いだろうと。もはや何でも変わらないじゃないか。