第16話「総集片」(DVD『天元突破グレンラガン』第六巻)

 アニメの再放送では放送されない事を知って、急いでレンタルしてきました。
 怒涛の第二部を終えての総集編。いきなり手書きでサブタイトルが入った時には何だと思いましたが。
 Aパートで第一部。Bパートで第二部。それぞれ手書きの文字で、世界観やキャラクターの心情を書いていったのは秀逸。
 第一部はシモンとカミナ。
 シモンは「カミナみたいな男になりたい」子どもだったシモン。しかし同時に、「俺はアニキみたいになれない」とも思っている。だからダイガンザンの戦いの時、カミナに殴られてあっさり頷いて元気になれる。辛い時は自分でカミナのように立ち上がらなくてもよかったから。
 しかしカミナは死んだ。
 絶望の中の第二部。
 ニアとの出会い。そして復活。カミナのようにはなれなくても、自分はシモンと言う人間のまま進んでいける。その意気そのものを表すように、ドリルは無敵となって四天王達を次々と倒していく。決起するは目覚めた人間達。その行動そのものが、ロージェノム曰くの螺旋の力?
 ロージェノムと言う「天」を突き破った「ニンゲン達」。果たしてその先に待つものは?
 舞台を七年後に移し、第三部スタート!