第十五話「人魚の伝説」

 慰安旅行にやって来たアストラル一行。いつきとまなみ、白虎は、御凪兄妹に依頼され船魂を供養しに洞窟へとやって来た。しかし船魂を納めた瞬間、彼らは呪波汚染へと巻き込まれてしまう。




 今回は猫屋敷さんに続き、まなみメインエピソード。
 しかし夏で(今は冬ですが)! 海で! と来ればこれだけは言わねばなるまい! 水着だ(死ネ)!
 女性率の高いアストラル一行。まぁ狙いに狙ったあざといアングルの連続に、自分達はまずスタッフに毅然とした態度で言わねばなるまい。ありがとうございましたぁ!!! 
 みかん、穂波、アディリシア、まなみとまばゆい水着姿が続いた後で、しかしそれらすべてを打ち消す壮絶なインパクトを与えてくれたのはやはり猫屋敷さん! 魅惑の紫フンドシでビーチの視線を独り占め!
 いやぁ、やってくれました。やはり最後に持っていくのは猫屋敷さんじゃないと(笑)。




 今週はまなみがメインキャラクターになり、次回予告も彼女が担当。予告はまた後述しますが、三輪先生が相変わらず素敵ですwww
 呪波汚染の「回帰」と「付与」に巻き込まれ、謎の海に来てしまったいつき、まなみ、そして白虎。そして二人と同じように、しかし違う時代から呪波汚染に巻き込まれた漁師・兵藤。
 時代を越えて同じ呪波汚染に巻き込まれた兵藤が求めるのは、人魚の肉。彼の家は代々漁師で、先祖が人魚を捕らえその肉を食べていた。日本で人魚と言えば、人魚の肉を食べて不老不死となった八百比丘尼の物語が有名ですが、彼の場合、万病に効く薬、と言った解釈でした。
 死んでしまった娘のために何も出来なかった事へのせめてもの償いに、人魚の肉を探していた兵藤。しかし人魚の肉を食べた者は人魚に貪り食われると言われ、人と人魚、互いに互いを食い合うと言うおぞましい宿命が課せられる。
 兵藤を狙う人魚から彼を守るため、彼の娘が作った人形=船魂をまなみが自らの力を使い、人形に込められた兵藤の娘の思いを具現化し、その力で人魚をおびき出し、海から逃れる。
 穂波、アディリシアとは違い、いつきとの関係が若干薄いまなみですが「例え死んでいても人を思い続ける事が出来る」と言う彼女自身の存在理由そのものをかけて他者を守って見せた。
 実はいつきが社長になって初めてやってきた社員一号だけに、未だ魔法の世界に戸惑ういつきと近い思考を持つ彼女が、最終的に誰よりも長くいつきの傍にいる事を案じさせるラストでした。
 それにつけても二人の距離が近い近いwww




 いつきとまなみが接近していたその頃、穂波とアディリシアは互いの体力全てをかけて対決してましたとさ。
 遠泳、ビーチバレー、はたまた線香花火をどちらが長く保たせられるかなど、およそビーチで出来る事はほとんどやってました。学院時代からライバルであり、とことん張り合う二人ならではの微笑ましいような、ネタキャラに堕した……とちょっとがっくりする事もできる対決。
 しかしアレです。ジブラルタル明石海峡は無いだろうwwwww




 次回は隻蓮さん登場。それよりも三輪先生の「私の靴をお舐め」が気になってしょうがない自分を誰か許して(笑)。