第十四話「星のキオク」

 石動圭から星祭りのために仕事を依頼されたアストラル。しかしその途中、儀式は他ならぬ石動圭自身の妨害を受ける。今回の仕事は猫屋敷の過去と強く繋がっていた。




 第二クールに入り、第一クールでスルーされていたアストラル社員にスポットが当たったエピソード。今回は猫屋敷さん。と言うか猫屋敷さんは便利な参謀役なので、実はメインが回ってくるのが珍しいキャラクター。
 ……おそらく、今後メインになる事は……(何)。




 猫屋敷さんの弟弟子である石動圭との星祭りでのフェーデ。猫屋敷さんは石動圭の姉である朔夜との約束のため。石動圭はその姉を殺された恨みのために。しかし本当は、魔法使いとして彼が及ばぬ高みにある猫屋敷さんへの憧れから戦う二人。
 普段は余裕綽々としている猫屋敷さんの本気の魔法戦闘が観られてどきどきだった今回。と言うか、普通に物凄い高速移動していたり自分を燃やしていたりして、まさに「とことん向かい合った」と言うに相応しい戦いでした。
 でも何が怖かったって、つぶらな瞳から石動圭を喰う時に豹変した管狐なんですけどw




 今回は猫屋敷さんと石動圭のフェーデを見届けるため、妖精眼を使わなかったいつき。二人の戦いを最後まで見届けるため、穂波やアディリシアの介入も体を張って阻止したいつきは社長として自覚と、それを受け止めるために少しだけ成長した、と言う風にも思えます。
 また、今回は原作でも詳しくは明らかになっていない、みかんのアストラル入社のきっかけが描かれたエピソード。
 葛城家から家出したみかん。彼女を先代社長(いつきの父)伊庭司が行方不明になりユーダイクスが抜け、形だけになったアストラル。猫屋敷さんも抜け他の流派を渡り歩いていた時にみかんと出会い、そのままアストラルへ。
 ……まぁそれにしても、ロリ通り抜けて幼女な(同じか)みかんはまさに反則ですねっ(最悪だ)!




 次回はまなみメイン。
 三輪先生、そこで「恋の魔法」はお約束ながら反則ですよ(笑)。