『獣拳戦隊ゲキレンジャー オリジナルアルバム 真激音盤 其之四及五 秘伝奥義大鑑』
獣拳戦隊ゲキレンジャー オリジナルアルバム 真 激 音盤 其之四、五
- アーティスト: TVサントラ,谷本貴義,ヤング・フレッシュ,ZETKI,サントラ
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2007/11/21
- メディア: CD
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表をスーパーゲキレンジャーとゲキバイオレット、ゲキチョッパーが。裏に黒獅子リオ、獣人メレ、ロンとメインキャラクター八人が勢揃いのジャケット。
これまでのシリーズで未収録だったBGMや挿入歌インストの他に、バット・リーの京劇舞踏曲まで。さらにボーナストラックとして『玩具の中に修行あり』=CM音楽集が。「音楽集」と言えど、CMの内容がほとんど収録されていて素敵の一言!
修行その8「コトコト…ひたすらコトコト」でゲキバズーカのための修行としてランとレツに与えられたピアノ修行『猫踏んじゃった』ならぬ『師匠 踏んじゃった』が収録(『ネコ ふんじゃった』と読みます)! このネーミングセンスがたまらないwww
また自分のように音楽に疎い文字読みにはたまらないのがブックレット。音楽担当の三宅一徳氏のインタビューと音楽解説が収録っ!
一つ一つの曲の発注から誕生まで詳しく描いてるのが面白い。
その中でも特に印象に残ったのが、
たぶん求められているのは、中国の世界そのものを描くんじゃなくて、われわれが中国風のものとして別の文化圏を通して観てきた『燃えよドラゴン』みたいな感覚、そういうエッセンスなんだろうと。
の部分。
なるほどと納得。これまで『ゲキレン』やら他のアクション映画に感じてきた「中国風のもの=オリエンタルな感じ」がするりと頭に入ってきた。
個人的に、『ゲキレンジャー』はスーパー戦隊シリーズの一つではあるけれども、『燃えよドラゴン』から連綿と続くカンフーアクション映画の系譜の末でもあるんだと思っていたので、得心がいきました。
同時期に発売されたキャラソンアルバムはすべてのキャラソンを本編で聴き終ってから購入しようと思います。
ところで、BGMの中のサブタイトルの一つに『超重量級タイトルマッチ』と言うのがありまして。実は『ゲキレン』内では、巨大戦は体重別階級制度の頂点である、と言う認識なのでしょうか(笑)。