第八話「温泉魔法」

 いつきの妖精眼のために温泉にやって来たアストラル一行。しかし温泉の効果が低かったため、より高い効果を求めて温泉の源泉を探しに山へと入るが……。




 時代は混浴ではない! 源泉探しだ! 
 と言わんばかりにアストラル一行(と言うか穂波とアディリシア)が山でやりたい放題やる話。劇中でもトップクラスの才能と呪力をあんな事のために……とある意味嘆きのギャグエピソード。
 しかし用語説明でもあったように温泉は魔術的にも意義があるものだし、ケルト魔術、ソロモン王の魔術、陰陽道神道。そして騒霊現象(ポルターガイスト。まなみの能力 )。一般人のいつきと、それぞれがそれぞれの魔術や力を活かして一つの事を成し遂げると言う実は非常に作品テーマにのっとったエピソード。 
 時系列的には、前回のユーダイクスの事件が一段落してからのエピソードではないでしょうか。アディリシアが普通にアストラルの一員として溶け込んでいるのがその証拠だと思われます。




 アニメオリジナルの源泉探しとなった今回は、前述した通り穂波とアディリシアのいつきに対する妄想と壮絶な魔術対決が魅力。
 妄想の中で(当然ながら)無性に格好良くなっているいつきに対する妄想と想いを糧に、山中を力強く疾駆する二人。
 穂波が山の中ならケルト魔術だ! ってな感じで千両箱を探し当て、ストーンサークルを作り出せば、アディリシアは原作でも登場していない魔神まで連続喚起!
 観ているこっちが心配になるくらいの呪力の無駄使い状態ッ! お約束通り呪力切れになるわけですが(笑)。
 みんなの力を合わせてご神体を元の位置に直し、最後にはお約束のいっちゃんにおいしいシーンが!……と思ったら、やっぱりそうはならない。
 いっちゃん……いっちゃんは泣いていい、泣いていいんだ……! 結局混浴だって猫とだったし……!




 それにしても、BGMの「温泉〜♪」ってアレは一体……wwwww




 追記。
 時系列の話。ユーダイクス事件の一段落してから、と書きましたが、公式HP見たらその前でした。ばんなそかなッ!