『仮面ライダー電王』第14話「ダンス・ウィズ・ドラゴン」(DVD『仮面ライダー電王』VOL.4)

「良太郎をやっつけるためにやってきた」と言うリュウタロス。デンライナーの無期限チケットを持つリュウタロスは、外に追い出すことも出来ず、手に負えない。
 その頃、オウルイマジンを行動はさらにエスカレートし、公園の入り口にバリケードを作り始める。




『電王』未視聴分感想パート2。
 デンライナー内で、自分の目的を明かすリュウタロス(この時自分で命名)。ウラタロスをカモフラージュに使って、今までずっと心の奥に隠れていたリュウタロス。その目的は、「良太郎を殺害し、時の列車の車掌になる事」。それはイマジンを送り込んだ何者かの指示であり。リュウタロス本人の意思ではない。しかし、リュウタロスは愛理を「お姉ちゃん」と呼ぶほど好きになってしまったので、その目的はついに果たせずじまい。
 強力な支配力を持ち、良太郎の体を独占するリュウタロスに危機感を覚える三タロウズ。しかし、三人バラバラでかかっていっても通用しないのはすでに実証済み。ならばここは三人で協力するしかない! と協力体制を取る三タロウズ。しかしそれぞれの評価が、

モモタロス→キン「馬鹿な置物」ウラ「ただのスケベガメ」
ウラタロス→モモとキン「脳みそ干物」
キンタロス→モモとウラ「脱いだ靴下」

であるため、上手く協力できるはずが無い! 「力が合わねー」(笑)!
 スキをついて体を取り返し、過去の世界に飛んだオウルイマジンを追いかけるも、そこでもまた体を奪い返され、ソードフォームからガンフォームに再変身。敵であるオウルイマジンからも「お前頭おかしいんじゃないのか!?」とまで言われるリュウタロス。
 専用車両イカヅチでギガンデスをボッコボコにして、さり気無く死ぬはずだった小犬を救出し、お姉ちゃんのために良太郎を殺す事を延期したリュウタロス。
 最初から思っていた以上に危ない子扱いされていたリュウタロス。今でこそ末っ子空気ですが、この時は普通に危ない隣人扱い……。リュウタロスも丸くなったナァ、とじみじみ感じ入るのでした。
 リュウタロスの登場に合わせ、愛理の記憶と桜井侑斗の関係性も提示され、ただほわほわした天然さんではない(いや、普通に腹黒っぽいところもありましたが)彼女の一面も。