『仮面ライダー電王』第41話「キャンディ・スキャンダル」

 赤いゼロノスカードを使ってしまったため、侑斗の現在の記憶まで消えてしまった。愛理は彼の記憶を再び失ってしまったのだ。
 侑斗が消えてしまった事を知りショックを受けたデネブは、彼の記憶を少しでも誰かに覚えていてもらおうと、誰彼構わずキャンディを配り始める。




 AパートもBパートもデートシーンばっか。これ、間違ってないですよね(何)?
 愛理から失われた記憶。良太郎の不幸に誰も彼もが巻き込まれたようなコメディシーンなのに、侑斗の現状との落差にやられる。
 しかし、良太郎が侑斗に「矛盾」を投げかけるシーンは、どこからどう観ても遊園地でデートです。どうもありがとうございました。
 一体どういう経緯で事ここに至ったのか恐ろしいほど気になる。何だコレは。サービスシーンか。こんなものでお腹いっぱいになると思うのか。むしろ心だけがお腹いっぱいで逆に辛いわぁッ(誰だお前は)!!! 
 スタッフ・キャストの皆様、本当にありがとう。
 でもこのシーンの白眉は、良太郎が侑斗を「一人にしない」と宣言した事でしょう。決して忘れる事の出来ない、忘れたくない侑斗。彼を決して一人で戦わせたりしないと誓った、さりげなく熱いシーンでした。




 少しでも多くの人々に侑斗を覚えていてもらおうと、無差別にキャンディを配り始めたデネブ。その途中でであった少女・翔子が、ひょんな事からD侑斗に一目惚れしまった彼女に、イマジンが取り憑いてしまう。
 オクトイマジンに侑斗を連れてきて欲しいと願った(勝手に解釈された?)せいで、侑斗は負傷。結果的に、自分で自分の約束を駄目にしてしまった。
 辛い記憶、しかし赤いゼロノスカードを使えばそんな記憶も消えてしまう。侑斗はありとあらゆる記憶を犠牲にして、赤いゼロノスカードを使い続ける事ができるのか。




 今回はデートシーン(まだ言う)の他にも、色々な小ネタが多数。箇条書きにしていくと、

  • OPが本編の内容を編集したものに変更。-デネブの体からキャンディぼっとぼっと。
  • 特訓は真剣白刃取り。
  • オーナーの動きがただものではない。
  • タロウズはもはや愛しい。
  • 侑斗とデネブ、何故か野宿。ゼロライナーはどうした。
  • 恋する乙女に翻弄されるオクトイマジンにときめく。
  • マシンデンバードが操られて爆発水没ー! モモタロスの「デンバードー!」の叫びに逆に萌えた。


 次回はついに、電車の中の電車王キングライナーのアクション!