『ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-』第5話「交錯 -降り出した雨-」
トアを探し、月面都市にまでやって来たジンとギオ。しかし二人を追って、ジルアード軍の指揮官ガーネットが現れる。
ジンを助けたギオの姿に王子様を見た。って言うか、ジンは囚われのヒロイン係数が高すぎるッ。
舞台を月面都市に移し、ジンとギオのトア捜索編が始まる。しかし二人を追って現れるジルアード軍。これまでも名前と姿だけは断片的に登場していたが、今回からついに本格的な参戦を果たした。
ジルアード軍もISDA同様ドラゴンを運用してはいるものの、それはアガシオン=使い魔という名の紛い物で、レゾナンスできるISDAドラゴンには到底及ばないレベル。レゾナンスに失敗して破裂する人間と、アガシオンの翼の無い恐竜のようなビジュアルがISDAドラゴンの性能の高さと特異性をうかがわせる。
レゾナンスの術式を執拗に狙うガーネットだが、果たしてそれだけがドラゴンの使役に必要なものなのか。
トアを探すジンとギオのちぐはぐな掛け合いが面白い。と言うか、二人とも投げっぱなしと言うか、ギオがあまりに一方的過ぎるような。しかし、ジンの「歌が何となく聞こえる」と言う薄弱な根拠を子どもが遊んでいたカメラでギオが知る、と言うストーリーの流れは見事。
そんなちぐはぐながらもいいコンビ的な二人に対し、カズキはやはり暗い。前回、彼を助けた女性が検査を受けていたところを見ると、彼女もドラゴンなのかも知れない。ならば、ギオと同様「はぐれ」的な存在なのか。
サカキがシャトル事故の関係者であり、シャトル事故の犯人がトアである、と言う新たな事実も発覚して、次回はいよいよ再会へ。
ギオとガーネットのアクションが(と言うかガーネットが)凄い事になってると思ったら、金子ひらく氏だった。あの『クイーンズブレイド』の人かー!……さすがだ(ぇ)。