第一話「魔法使い、貸します」
伊庭いつきが社長を務める魔法使いをレンタルする会社・アストラル。
まるで神隠しに遭ったかのように消えた祖父を探し出して欲しいと依頼に来たクラスメイト・功刀翔子の依頼を受けて、自宅にやってきたいつき達だったが……。
アニメ『レンタルマギカ』ついにスタート。
うおおお、いっちゃんが動いてらっしゃるっ! 猫屋敷さんが喋ってらっしゃる! 猫達も鳴いている! 穂波が「いっちゃん」って言ってデレてる……ッ!
なんか、もう、感動した(笑)!
感想を書く前に、とりあえずどうしてもツッコミたかった二つを書いておきます。
- いつきの妖精眼が、どこをどう見てもギアスでルルーシュです。どうもすみません。
- 穂波がはやて聞こえてしまいます。どうもすみません。
いや、つい、です。ついwwwww
追記。
重要な事を言い忘れたので書いて置きます。
ルルーシュの方が後出しです。
ドラマCDで声優さんが福山潤さんだった時から、です。完全にそう連想する、受け取る側の人間の罪ですが。そんな自分のクオリアが憎い。
では、感想。
ストーリーは原作・漫画のいずれとも違うアニメオリジナルでスタート。
短編「魔法使いと神隠し」を再構成して第1話(原作でも新規読者向けの内容でしたが)にしています。
OPが無くアバンからアストラル社員+アディらそれぞれの魔法アクションを派手に見せる事で、細かい説明よりもまずドーンと心に残るインパクトが強調されてました。
穂波の箒は派手すぎて、ちょっとすでに別物のようになってますけど(笑)。
いつきの自転車ジャンプは……ま、あの手の苦労はいつもの事ですが(苦笑)。
両親に先立たれ、祖父さえも骨董品集めに没頭し翔子を遠ざけていた冷たい家。
しかしそれは、反魂のタブーを犯してまでも翔子の側にいたかった祖父の想いからだった。しかしタブーを犯した魔法使いは魔法となり想いは飲み込まれ、歪み、側にいるはずだった翔子すら飲み込んでいった。
しかし、そんな歪んだ魔法に飲みこまれた中にも、ほんの少しだけは祖父の想いは残っていたはず。
いつきがそれを妖精眼で見る事でそれを見つけ出し、遺された翔子にほんの少しでも、死んでいった祖父の想いを理解させる事ができたら……。
原作とはまた違う形で、いつきの父親からアストラルを受け継いだ事を描いたエピソードになっています。
ラストの穂波とアディの三角関係や、ED後の魔法講座に「先生」が出演したりとそういう遊び要素も入っていて、クオリティの高い第1話でした。
……名刺のHPが、公式HPのアドレスになってるw